みなさん、こんにちは。
べいぷです。
先日、モンゴルのウランバートルに行ってきました。
2泊3日の弾丸ツアーです。
冬のモンゴル初体験。
夏ですら、ライトダウンに寝袋必携なのに、冬は一体どうなるのでしょう。
しかも、1年で最も寒い季節。。
天気予報では、
最高気温-15℃
最低気温-28℃。
どないやねん。。。
-40℃まで耐えられるスノーブーツとか、
いろいろ備えて行きました。
とはいえ、予想していたとおり室内は暖かい。
いや、
暑い!(苦笑)
ホテルの部屋ではほとんどTシャツ1枚。
拍子抜けです(笑)
実は、冬のウランバートルで注意すべきは
寒さより大気汚染。
朝イチのお部屋から撮影した市内。
朝靄ではありません。
排ガスです。
ウランバートルは、市内の建物はセントラルヒーティングですが、
郊外にはゲル街があり、そこでは相変わらず石炭が焚かれて暖をとっています。
また、市内の火力発電所も燃料は石炭。
盆地という地形も相まって、今や世界最悪クラスの大気汚染に悩まされているのです。
街全体が、何となく石炭臭。。。
我々は緑化専門ですが、同じ環境問題。
何とかしたいところです。
地方からウランバートルに流入する人口の一極集中を是正する必要があるのですが、
これは、間接的に緑化の進行で改善出来るかもしれません。
モンゴルは、遊牧=畜産業の国と思われがちですが、
実は鉱工業が第一の産業で、畜産業は減少傾向にあります。
その大きな原因が、草原資源の減少です。
地方での遊牧を辞め、職がありそうなウランバートルへゲルごと移動という社会背景が
大気汚染の一因になっているようです。
当会のモンゴルでの緑化事業は、今年から本格化します。
これからも、今回のように厳冬期で空気が汚れたウランバートルを訪れることになるでしょう。
しかし、年々空気が綺麗になり、冬でも星空が見えるようになればいいなと思います。
(おしまい)
↓ポチッとお願いします。