ところが、補償金ばらまきはいつまでも続けられませんので、
需要と供給のバランスが変化すると、価格上昇は止まります。
都市部とは違った形態ですが、農村バブルも危うい状況に陥っています。
カンヂカでは、緑化隊の定宿の博王大酒店から南に約1.5kmに新市街区を造成し、
そこに数年前から政府関連の建物を移転させています。
関連職員をその周辺に引っ越しさせようとたくさんの物件が着工されました。
しかし、この新地区は従来のカンヂカ中心地から距離が離れているため買い物などが不便で、
政府系職員以外はほぼ誰も訪れないため
商店がまばらで生活するには不便な場所となっています。
そのためこの地区の新築物件は入居率が悪く、
かなりの空き部屋が見られ、工事が途中で止まっている建物もあります。
カンヂカの単価上昇が緩やかになって来たのも、過剰供給の影響でしょうか?
(おしまい)