さて、山東から内蒙古へ。
行きは列車ですが、帰りはいただいた車両を運転して帰らないといけません。
夏なら日も長く、朝から晩まで運転できますが、
冬のこの時期は日が短いうえ
今年は雪も多く、路面が凍結するのでかなり慎重に運転しなくてはなりません。
4人もスタッフが出向いたのはこのため。
決して修学旅行ではありません。
カンヂカまでの距離は、約1,300㎞。
1台に2人が乗り込んで交代で運転します。
安全第一で運転手も交代しながら途中で一泊し、
2日かけてカンヂカまで帰ります。
ゆっくり国道で走っていたら大変なので、高速を使います。
とはいえ普段高速なんて乗ったことがないですから・・・
入口まで小松の社員さんに見送ってもらい、ドキドキの高速道路デビュー。
車が多いなー。速いなー。
快調に飛ばしているとあっという間にお昼になり、初サービスエリア。
バイキングお一人様25元!?(約400円)高いよー。
カンヂカでは信じられない値段のお昼ごはん。
味はまぁまぁでした。
ところが、じつはいきなり道を間違えてます。
北に向かうところをなぜか東に。
料金所の名前が違うことに気が付いて慌てて来た道を戻ります。
そのまま行くと海に出るところでした。あぶないあぶない。
そこで今回の秘密兵器、カーナビ登場!
馴染みの自動車修理工から借りてきたものです。
最初は使い方がイマイチだったんですが、現在地がようやく分かって
セッティング完了。最初から小松の社員さんに聞けばよかったね。。
結局この日は目標の天津まで到着できず、途中で宿泊。
慣れない車と知らない道の緊張で疲れていたので、
夕食後はすぐに寝ました。おやすみなさーい。
翌日は朝食後07:00に出発。この車にもだんだん慣れてきて
スピードもあがってきました。カーナビも絶好調。
途中有名な天津大橋で記念撮影。でっけー。すごーい。
さらに、山海関のサービスエリアで万里の長城を見ながらお昼ごはん。
景色はよかったけど、どうしてサービスエリアの食べ物は高いですかな。
ぷんぷん。
カンヂカまで残り150㎞の阜新市まで来たとき、ついに雪が降ってきました。
ホントはとっても休みたかったんだけど、雪が積もると次の日に
走れなくなるので、頑張ってゆっくりカンヂカまで走りました。
なんとか到着したのは23:00。おなかぺこぺこ、ぐったり。
1300㎞、完走おめでとー!みんなおつかれ!
次の日は、ラジエーター液やオイルなどを寒冷地用に換装しました。
登録変更手続きは通遼の車両管理所で行いますが、また次の機会に。
小松中国のみなさん、どうもありがとうございました!