「おばあちゃん」って言われた(:_;) | あの頃は若かった

あの頃は若かった

50代半ばの生活や仕事、人間関係について書いています。老化や性のこと、心や精神世界のことなど、現在の課題について考察しています。

私たちのクライアントさんは体や精神に障害のある方、メンタルの不調の方が多いのですが、知的や発達に障害のある子どもさんもたくさんおられます。私の担当ではないのですが、たまたまほかの担当者との面談に来ていた子どもさん(小学校低学年)が事務所に来たので、挨拶程度のお話をしていたのです。

 

そしたらしばらくして面談室の中から「あのおばあちゃんと遊ぶ~」という声が聞こえてきたのです。どうも私のことのようで、面談が退屈したせいかこちらで遊びたいとのことだったらしいです。

 

うわ~!!耳を疑った(>_<)

「おばあちゃん」って初めて言われた。まあね、今の子どもからしたらそりゃおばあちゃんと同世代だよね、きっと。いやもしかしたら私より若いおばあちゃんもいるだろう。子どもさん何人か担当しているけど、やっぱり「あのおばあちゃん」って思われているのかな。悲しい。子どもさんたちの成長を一緒に見守っているつもりだったけど、やっぱりもう年寄りすぎるのかな?

 

 

どこが私を〈おばあちゃん〉たらしめたのだろう。マスクから出ていた目の周りの小じわだろうか。それとも目の下のクマか。髪は白髪染めしたばかりだったし、そもそも白髪にはいつも気を付けている。頭が真っ白でボサボサだったらまだ「おばあちゃん」でも仕方ないと思っているが、一応明るいブラウン系でヘアオイルとかクリームとか使ってパサパサ感も抑えている。前髪を作らず顔周りに沿わせ、残りのロングウェーブをひっつめてひとつに束ねた髪型が所帯じみていたのか。いずれにせよ、確かに私の風貌は子どもからしたらあんまり可愛げがないのかもなーという結論に落ち着いた。

 

目の下のたるみ、ほうれい線、お金を出して施術でも受ければ少しはまともになるのだろうか。その日はマジでお金をかけてなんとかしたいと思った。それほどショックだった。

 

 

最近TVドラマ『不適切にもほどがある!』に出ていた〈令和のキョンキョン(小泉今日子さん)〉を見てびっくりしたんだけど、「え?誰?」と思うほど老化されていた。髪型とか照明とか、もちろん役柄を作っておられるのもあるのかもしれないけど、なんとなく「おばあちゃん」ってあんな感じなのかなーと思った。芸能人って、いろいろ投影される鏡なんだろうなあ。きっと私たち世代の多くはあの劣化が現実なんだと思ったのだった。