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自力でハバナ2日目。

 

ホテル テレグラフォに一旦戻る。

 

部屋を開けたら、何かおる!!

 

 

 

 

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近づいてみる

 

 

 

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(笑)(笑)(笑)

 

「鶴っ!!」

 

今、思えば白鳥とかその類やと思うけど。

 

どちらにしても、

布団を折り紙のように折る人の姿を想像したら

フフフッてなる。しばらく鎮座する鶴を眺めていた。

 

すると、洗面所から友人が

 

「MIKIちゃん!!ちょっとこっち来て~!!」と。

 

 

 

 

 

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(笑)(笑)(笑)

 

「花っ!!」

 

なんちゅう、愛おしいことをしてくれるねん。

 

そして友人と、しばしトイレットペーパーを撮影してから

ベッドルームに戻り、ふとテーブルを見る。

 

 

 

 

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「お手紙あるーっ」おねがい

 

 

 

私、海外に泊まる時は、だいたいこーやって下差し

 

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チップと、お菓子と、お手紙を書いて置いていく。

 

でも、お返しのお手紙をくれたのは初めてびっくり

 

布団の鶴も、トイレットペーパーの花も初めて(笑)

 

コインたち チップのお礼なのか、

ニコ これが連泊する時の標準サービスなのか、

 

分からへんけど、

 

いずれにしてもイカしたサービスに心を掴まれた!ハート!

 

まぁ、その後に友人が放った、

 

「でも……これ私ら、

 次女女性従業員がやってると思い込んでるけど、

 微笑みオッサンがやってる可能性もあるよな」

 

の言葉で、私たちの部屋のトイレットペーパーを

いそいそ折るオッサンを想像して

一瞬、ギャーッ!!ってなったけど、

 

もし、そうやとしても、それはそれで愛おしいなと

思えてくるのは暑さのせいなんやろか。

 

こうして少しずつキューバを好きになりながら、

夕方、再び街へ。

 

キューバの偉人は色んな所にモニュメントがある。

 

 

 

 

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革命広場だけじゃない。ホテルの近くの広場にもホセマルティ。

 

 

 

 

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どんなに偉人でも、頭に鳥がとまるだけで、偉人じゃなくなる不思議(笑)

 

後日、ガイドのMちゃんに、

 

「ホテル近くのホセマルティの頭に、鳥とまってたわー」

 

って、話したら

 

「あそこのホセマルティ、

  いつも頭に鳥とまってるの(笑)(笑)(笑)」

 

やって。この絵面はキューバの人も笑けるみたい。

 

そして、その広場を抜けるとすぐ、オビスポ通りがある。

 

 

 


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ここは、ハバナで一番賑やかな場所。

飲食店や、土産屋が立ち並ぶ。

 

あちこちの店から音楽が流れ、オッサンも踊る。

 

 

でも、キョロキョロしてると

 

 

 

 

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突然、落とし穴があるので、気をつける。

 

 

 

 

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物は丁寧に修理して大切に使う。 本当に素敵やなと思う。

 

まぁ、その割に運転は雑やったりするんやけど。

 

これ系で、先端がバイクになってるのがあって、

それは結構なハイスピードでオビスポ通りをぶっ飛ばしてて。

 

何度か曳かれそうになって縮み上がった。

 

 

 

 

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ワンさんも至る所で見かけた。だいたいみんな寝てた。

 

それと、落書きアートもいっぱい。

 

 

 

 

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そんな中、このゲバラ。

 






 

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見れば見るほど、笑いが込み上げる。

 

「微妙!!」 

 

の、手本。

 

キューバの中心で「惜しい」を叫ぶ。

 

 

 

そして、キューバといえばこの作家。

 

おじいちゃん波「老人と海」は、

学生時代にパラパラめくって辛気臭いなと思って読まず。

 

ベル「誰が為に鐘は鳴る」は、

ASKAさんが楽曲を作ってから初めて知り、

あらすじをウィキペディアで見ただけ。

 

9割9分9厘、ゆかりが無いけど

 

ヘミングウェイ巡りをする。

 

 

 

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ヘミングウェイの常宿だった、ホテル アンボス ムンドス

 

 

 

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モヒートを注文したけど売り切れとのことで、ダイキリを。

3クック(300円)

 

味は普通。

氷が荒くて、急速に汗が引いて身体が冷える。

 

でも、その後に行った、ここは凄く良かった下差し

 

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ヘミングウェイが通っていた、レストラン&バー

ラ・ボデギータ・デル・メディオ

 

 

 

 

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人気は、ヘミングウェイが愛飲していたモヒート。

 

カウンターにはモヒートが作りやすいようにずらっと

セッティングされていて合理的。

 

そして、席に腰を下ろすと同時に

店員がやって来て、

こちらが口を開く前に

 

「モヒート?」

 

と、食い気味に聞いて来る。

 

勿論そのつもりやけど、ここの国の人は、のんびりしてるんか

せっかちなんか、よく分からへん。

そんな、よう分からん国民性も良い。

 

 

 

 

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そして出てきた、ミントどっさり、モヒート。

流石セッティングしてあるから

出てくるのが早い!そして、美味しい!!!

 

 

 

 

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名物の、

伊勢エビ オマール海老と、

ブタ ポーク レッグ ローストを注文したら、

イモと、キューバの主食の豆ごはん(パラパラの赤飯みたいで私は好き)

が大量に付いてきた!

 

伊勢エビオマール海老は、やや塩気が強いけどご飯がススム。

 

ブタポーク レッグ ローストは、どんなのが出てくるか分からず、

最初、豚足みたいなん出てきたらどないしよ……

って思ってたけど、原形を留めてなくて良かった。

 

これは、薄味でホロホロに柔らかくて、

ポークやけど、ツナみたいな感じ(笑) 

 

※褒めてる!!でもホンマ日本人やったら誰が食べても

「ツナみたいっ」て言う自信ある(笑)

 

モヒートも料理も美味しくてここ良かった!

 

2人で料理と、お酒4~5杯飲んで、

52クック(5200円)

 

因みにキューバ人の月収は4千円~5千円程。

 

思いっきり、観光地の値段設定やけど、良い良い。

 

そして、私たちを見つけるや否や、

日本の歌謡曲を歌ってくれたバンド。

 

 

 

 

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楽曲は、井上順の「さらば恋人」

 

キューバで、私の真後ろで、井上順。

 

おやじバンドのサービス精神と、

それを受け取る側のギャップ。

 

いろんなズレが面白くて、

井上順の間ずっとニヤニヤしてた。

チップを弾むコインたち

 

後日、ガイドのMちゃんによると、

 

キューバ国民の8割は公務員やけど、バンドは自営カラオケギターマラカス

チップで生活しているとのこと。

 

びっくりそして、ビックリしたのは、このバンド。

 

ハバナで唯一、日本の歌をフルで歌えるバンドで、

このバンドを探して来る人がいる程、有名なバンドらしい。

 

※全てのバンドは、「流し」なので、いつどの店に来るかは分からない

 

思わず

 

「えっ!?この、おやじバンド??」

 

と言って、念の為ガイドMちゃんに写真を見せたら

 

「そーそー!!このおじさんね!!(笑)(笑)(笑)」

 

って、

Mちゃんマラカスの人、指さして笑ってもーてるやん。

 

Mちゃんの感覚は、本格的に日本人寄りだからなのか、

察することが出来る。一緒に居て楽しい爆  笑

 

さて、そんな井上順を聞きながら店内を見渡すと

至る所にお客のサインがある

 

 

 

 

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天井までビッリシ。

 

そして、トイレにも……

 

 

 

 

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これTシャツにしてくれたら買う。

 

そんなボテギータを跡にして、もう一軒。

次もヘミングウェイ御用達のレストランバー、

フロリディータへ。

 

 

 

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ダイキリが有名なお店。キメが細かくて美味しかった!!

1杯6クック(600円)

 

そして、ライブで私の好きな曲が(*^-^*)

 

 

 

 

 

店内、満席。お客さんも一緒に歌って楽しい夜。

 

 

 

ビックリマークで、この店のもう一つのウリは、ヘミングウェイの銅像ビックリマーク

 

少し遠くから写真撮ろうとしたら、銅像の近くに居た

ヨーロッパ人らしきお客のオッサンが、

 

「こっち来て、ヘミングウェイの隣で撮ったらええやん!

 ワシ撮ったるから!」

 

みたいなこと言うて、

物凄い笑顔で手招きしてるおいで爆  笑

 

更に、オッサンの周囲5~6人も、テンション高めで、

おいで、おいでおいでおいでおいでしてくれてる。

 

恥ずかしい。

私、写真撮られるの苦手な上に、

見知らぬ外国人のギャラリーも居るなんて。

 

でも絶対に断られへん空気で、撮ってもらうしかない。

 

もじもじしてたら余計に恥ずかしいので、

銅像の前まで来たら一気に降り返って、

 

やるべき!と判断したポーズを全力で。

 

早く撮って!!

 

 

 

 

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撮ってくれたオッサンも、近くで見ていた他のお客も

画像を見て、

 

「same! same!!」

 

と言い、ゲラ笑いしてくれて一安心。

 

銅像に近づきながら、

高さと角度の確認を怠らなくて良かった。

 

こうして、さほど思い入れのないヘミングウェイと、

チューチュートレイン Choo Choo TRAIN チューチュートレイン 

な思い出を作りながら、キューバ2日目の夜は更けていった。