「がん」の闘病記録
最初から読んでくださる方 はこちら
#がん治療中の妊娠・出産の話①私って子供産めるの？
今日は、少し、書くか悩んでいたのだけれど
同じ事で悩んでる方もいるかなと思って
思い切って、ブログに書いてみようと思う
結論いうと、
今の私は、子供はいません
色んな考えと状況で、この選択は、自分の中では
納得がいっているし、あまり深く考えてもね。
それに、それぞれ与えられた運命があるので
それを全うすればいいか
とも思っている。
子供がいる人生がどんなだったかなぁ？
と
思ったり。もすることもあるけどね
がん治療が始まったころ。
病院内では若い若い
と言われていたものの・・・
社会にでればいいお年。
３０代も半ばなので、周りは皆、結婚して
子供もいる
私は、どうも、そういう事に疎くて
仕事や東京の楽しい暮らしに明け暮れていたら
気がついたら、結婚もしてないし
当然、子供もいない
漠然と、子供はそのうち欲しいなぁ～
という
頭はあったが、真剣に考えてなかった。
案外、東京で働く女性で
同じようなタイプの人って結構多い気もする
で、癌になって、３本の指に入るくらい
心をモヤモヤさせたのが、、、
この子供の出産について、今後どうするのか
という問題だった
抗がん剤治療やもろもろ治療が終わるのを
約２年とすると・・・
治療が終わるころには、３０代後半！
いい年になってるなぁ～と。思った。
抗がん剤が始まる前に
看護師さんに、恐る恐る聞いてみた
私
「抗がん剤のせいで
子供が産めなくなるってことありますか？」
看護師さん
「抗がん剤や放射線治療などの副作用で
生殖機能がダメージを受けて、
妊娠しづらくなる可能性があります。
年齢的にも難しくなることもあります。
抗がん剤の前に、卵子の凍結保存という方法もありますよ。」
私
「が～ん。」
そう来たかっ。
次のショックは、そう来たかっ
「！！！！」
「卵子の凍結って何！！」
治療の前に健康な卵子や精子を取り出し
凍結保存を行って
がんの治療後に、その卵子や精子を使って
妊娠を試みることができるというのです
先週、抗がん剤治療が
始まると聞いたばかり
やっと、ダメージを受けまくった心を
抗がん剤を頑張ろうというマインドまで
もっていたのに
どこまでショックをうければいいの。
そして、抗がん剤が始まるまで
あと15日。
その間に、そんな大切なことを
調べて決めなきゃいけないなんて
それに、今のこの、あきらかにしこりが
大きくなってる状況。
抗がん剤治療を遅らせるのは恐い
人生とは、本当に不条理だ。
悪いことがあれば、良いことがある
そう思ってきたのに
こんなに連打して悪いお知らせばかり。
そして、私はまた、泣きながら
パソコンを開き
「癌と妊孕性」「卵子の凍結」
をググりまくるのだ。
続く・・
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