人狼ゲームプリズンブレイク レビューします
※ネタバレ注意※
<データ>
2016年製作
監督 綾部真弥
上映時間 99分
人狼ゲームシリーズ第4弾です。
これまで
2013年 人狼ゲーム(主人公が村人)
2014年 人狼ゲームビーストサイド(主人公が人狼)
2015年 人狼ゲームクレイジーフォックス(主人公が狐)
そして2017年に5,6弾となる人狼ゲームラヴァーズ、人狼ゲームマッドランドも出てるみたいです。まだ見てませんが(´-ω-`)
1年毎に映画出てるのがスゴイ!2017年には2作も!
人気のシリーズなんですね~
〈あらすじ・解説〉 ※ネタバレ注意
拉致された高校生12人
人狼ゲームをさせられる
人狼ゲームのルール(基本的なルールはシリーズほぼ共通)
○建物から外に逃げてはいけない
○他人に危害を加えてはいけない
○違反した場合処刑される
○構成は以下
人狼側 人狼 3人
村人側 予言者 1人
霊媒師 1人
用心棒 1人
共有者 2人
村人 3人
その他 狂人 1人
○各自の正体はカードに書かれている
他人のカードを見てはいけない
他人にカードを見せてはいけない
○毎晩、この部屋に集まる
8時になったら、人狼と思われる人を1人投票で選ぶ
最多票を集めたものは処刑される
該当者が複数いた場合、それ以外の決選投票で決める
決められなかった場合全員処刑される
○夜10時から朝6時まで自分の部屋にいる
ただし人狼は夜12時から2時までの間に部屋を出て誰か村人を1人殺す
○予言者は毎晩誰か1人選んでその人が人狼側か村人側か占うことができる
占いの方法は、部屋にあるリモコンで正体を知りたい人の部屋番号を入力すると表示される
狂人は村人と表示される
○霊媒師は毎晩、直前に投票で処刑されたものが人狼側か村人側か分かる
結果は部屋の画面に表示される
○用心棒は毎晩、1人選んでその人を人狼の襲撃から守ることができる
方法は、リモコンで守りたい人の部屋番号を入力する
指定された部屋に鍵がかかり、扉が開けられなくなる
用心棒は自分を守ることはできない
○共有者は2人1組で、お互いが村人であることを知っている
○人狼側が全滅した場合、村人側の勝利
村人側と人狼側の人数が同じになった場合、人狼側の勝利
狂人は村人側として数えられ、能力も村人と同じですが、人狼側が勝利した場合に勝利する
○勝利した側には1億円支払う
ネタバレ役職
乾朱莉:主人公、狂人
相馬葵:爪噛んでいる男の子、用心棒
阿久津悠生:変な人、人狼
金城渚:眼鏡の女の子 人狼
丸山岳男:弟のほう、共有者
丸山正敏:兄のほう、予言者
清野康太:背の高い眼鏡、村人
角海斗:金髪、村人
櫻井真帆:村人
土屋みづき:霊媒師
及川菜々実:ショートカット、人狼
佐久間琴音:共有者
ネタバレあらすじ
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1日目朝
阿久津(人狼)が予言者と嘘をつく。
丸山弟が共有者と名乗り出る。
ここでもう1人の共有者は明かさず。
1日目夜
角(村人)が処刑される。
2日目
櫻井(村人)が犠牲に。(この時点で人狼3、村人6、狂人1)
相馬が乾を襲うことで、カメラの死角を発見(襲っていたのがカメラに見られていたら、暴力禁止のため処刑されていた。そうならなかったためその場所はカメラの死角。相馬は本当に襲ったのではなく死角かどうか試した)
丸山弟(共有者)が佐久間(共有者)を襲ったことが判明。(共有者同士のため佐久間が人狼ではないと知っていて佐久間を襲った。相手が人狼ではないことが分かっていないと下手なことはできない)そして、ここで佐久間が共有者であることも判明。
及川(人狼)と清野(村人)が喋っているところをに土屋に見られる。(あとで重要)
丸山兄が予言者(本物)だと名乗り出る。
また、及川を占った結果人狼であったと言う。
及川を処刑すれば、霊媒師(この時点では誰か不明)が人狼かどうか占ってくれるとも。
結果、及川(人狼)が処刑される。
3日目朝
佐久間が犠牲に。(この時点で人狼2、村人5、狂人1)
丸山兄(本物の予言者)は土屋(霊媒師)を村人側と、
阿久津(偽物の予言者)は乾(狂人)を村人側と占った。
土屋が霊媒師と名乗り出て(本物)、昨日処刑した及川(人狼)が人狼だったと言う。(昨日名乗り出なかったのは人狼に襲われるリスクが高まるため。今回は昨日処刑されたのが人狼だったため名乗り出た。)
金城(人狼)が阿久津(偽預言者、人狼)をかばう。
乾と相馬がカメラの死角で首輪を切れないか考える。
3日目夜
役職が判明していない金城、清野、相馬の3人のうちから処刑する人を選ぶ流れになる。
土屋が、すでに処刑されて人狼だった及川と清野(村人)が喋っているところを見たから清野が怪しいと言い出す。
そして清野が処刑される。
夜、乾が1人で部屋にいると、部屋のドアノブを回す音が聞こえる。しかしドアのカギは閉まっていて開かなかった。
4日目朝
犠牲者なし。(この時点で人狼2、村人4、狂人1)
用心棒である相馬が乾を守り、人狼は襲撃に失敗したのだった。守った理由はおそらく仲が良かったから。
ここで用心棒が生き残っていることが判明。
阿久津(偽物の予言者、人狼)が相馬(用心棒)を人狼と占い、
丸山兄(本物の予言者)が金城(人狼)を人狼と占う。
4日目夜
丸山兄(予言者)は首輪を乾に切ってもらう。
無事に建物から抜け出すも、トラックにはねられ死亡。
投票では金城に票が集まり、金城(人狼)が処刑される。(人狼はあと阿久津1人だけとなる)
5日目朝
土屋(霊媒師)が犠牲に。(この時点で人狼1、村人2、狂人1)
5日目夜
阿久津(人狼)、乾(狂人)、相馬(用心棒)、丸山兄(共有者)の4人が残っている。
4人でゲームが終了していないということは人狼が1人しかいない。(村人側と人狼側の人数が同じになった場合、人狼側の勝利となるため)
阿久津(人狼)は相馬(用心棒)が人狼と疑う。
乾は、自分は狂人だから人狼が勝ったときに自分も勝つ。3人で役職がはっきりしている丸山兄(共有者)に票を入れるから人狼も丸山兄に入れてと言う。すると人狼である阿久津が丸山兄を指し、相馬は阿久津を指す。これで乾は阿久津が人狼とわかった。
乾は投票せず、ルール違反で首輪が閉まる。しかし、これは首輪を切っていて死ぬ演技。
ゲーム終了後相馬の首輪を切って乾と相馬は2人で脱出。
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感想
うーん。イマイチ。
3作目もだけれど、人数が多くて登場人物が覚えられない。女の子も髪型が似ていたりして見分けがつかなかった(櫻井、土屋、佐久間)。そして途中でストーリーがわからなくなる。
そして今回は1作目や2作目のように、仲の良い人間が村人で自分は人狼で殺す葛藤の描写があるとかそのような描写はありませんでしたね。兄弟両方が村人側は驚いた。
また他のレビューを読んでいると、主人公の役職が最後まで分からなかったとの声が。1作目村人、2作目人狼、3作目狐ときているので4作目は狂人が主人公だろうと勝手に思い込んでいましたが、3作目までを見ていない方からすると主人公の役職は予想できないですよね。
でも主人公、役職が狂人である意味は??ただの村人側の人間という感じでした。
個人的な面白さとしては、2<1<3<4
1作目は殺されるかもしれないというドキドキ感がありました。3作目は殺す描写があった。
しかし、今作は緊張感、殺される描写、どちらもほとんどない。これはひどい。人狼ゲームとは一体。
まだ見ていない5、6作目も駄作と予想、見る気が失せました。何だかんだこのシリーズが好きなので見ますけど。