今月の初めくらいだろうか?都内にあるブル新宿店という雀荘が警察に摘発された。容疑は賭博開帳図利とその幇助らしい。

これを聞いて自分はちょっとびっくりした。なぜなら、歌舞伎町にはもっとお金が動く賭け麻雀をやってる店が普通にあるからだ。

 

それなのに、なぜブルは摘発されたのか?

 

 

この記事によると同業者による「チクリ」によるものだと書いてある。ただ、この記事には嘘というか信憑性が怪しい情報もある。記事には2012年に開店とあるが、もっと前から店はある。20年以上あるんじゃないかなぁ?

 

あとは、11年で9億円の売り上げとあるけど、そんなにあるものなのだろうか?これって年に直すと8000万円くらい、月にすると650万円くらいで1日すると32万円くらいだ。

ブルは四麻のゲーム代は1卓で2800円。なので、1日に120回近く場が立たないといけない計算になる。

半荘1回が40分として2時間で3回、24時間常に稼働して36回。これを3卓やってやっとその数字になる。そんなに場は立つものなのだろうか?もちろん、セットの客もいるし夕方以降は5卓6卓になることもあるだろうけどね。あとはフードなども出るか。

まぁ、そう考えるとこれはないこともないのか。

 

それにしても自分が疑問に思うのは、警察というのはどこまで情報を知っているのかである。自分みたいな麻雀好きでフリー雀荘にもよく行く人間だと、各お店のなんとなくのレートなどもある程度は知っていたりするけど、警察は知っているのだろうか?

知っていても通報とかがない限りは動かないのか、それとも全くと言っていいほど知らないのか?うーん、後者の方が可能性は高いかな。歌舞伎町という繁華街で雀荘以外にも風俗店というのはたくさんある。その中でいちいち各雀荘について調べたりするとは思えないしね。

 

あと、今回の事件で自分がもう一つ気になったのは、組合がオンレを止めろみたいなことをx(旧Twitter)で言ってたことである。

10年前くらいまでって、雀荘なんて金を賭けないとお客さん来ないでしょみたいな風潮があって、大半のフリー雀荘もそれで営業してた。だから、組合もそこは目をつぶってた気がする。

だけど、ここ3年くらいかな。ノーレートのお店も増えてきて潰れずに営業ができている。これにより、お金を賭けなくてもやり方によってはきちんとお客さんも来て営業できるというのがわかってしまった。

だから、今回の摘発は今までとは少し事情が違うのかもしれない。今までは組合の方から警察に陳情して大目に見てもらってたところもあるのだと思う。これはあくまでも自分の推測ではあるが。

 

Mリーグが始まって、観る雀という勢力も増えてきたし、若い人や女性がノーレの店に行くのが増えた気がする。自分もノーレのお店に行くけど、女性のお客さんは明らかにオンレより多いと思う。

 

記事にあるチクリというのは本当のような気がする。ただ、だれがどのようにしてチクったのだろうか?そして、警察はどういう基準で摘発に入るのだろうか?

普通に警視庁に電話して、「○○という雀荘は金を賭けてますよ」だけでも動くのだろうか?自分はこれだけで動くとも思えないのよね。

なので、摘発基準というのが自分はすごく気になってる。

 

どちらにしても、これからはオンレは厳しい時代になってくるのかなぁ。さっきも書いたように、ノーレでもうまく営業できるというのがわかってしまったからね。

でも自分は、やっぱりちょっとグレーなアングラなこの世界が好きなんだけどね。