先日、連盟の女流桜花を見ていて怖いというか勘違いしてる人がいるなと思ったのと、それ以外にも2つほど似たように思ったことがあるので書いている。

 

その日の女流桜花には、清水香織プロが出場していた。清水プロ、牌を切る時にバシッって感じで強打っぽい切り方をするのだけど、それに対して不満を言うコメントがあった。たぶんだけど、1人の人がずっと文句言ってる感じだった。

まぁ、たしかに賛否がありそうな切り方だしそれに対して不満を言うのはまだ良いと思う。

ただ、そのコメントの中に自分がそれは違うだろって思うのがあった。

それは、「連盟、清水の強打を注意しろよ」みたいなコメント。

 

連盟のスタジオでの対局、自分が知る限りでは強打は禁止ではないはず。それに対して自分が不快だから、気に入らないからって注意しろっていうのは違うと思うんだよね。

巷のフリー雀荘の場合、卓の故障、多数の知らない人同士で強打を不快に感じてトラブルを防ぐなどの理由で強打が禁止になっているお店が多い。

逆に言えば、卓の所有者と同卓者が何とも思わなければ問題ないのだ。

ネットって、自分の価値観を押し付ける勘違い正義マンが結構いるよね。

 

3月くらいだったろうか?最強戦で解説の森山プロが最高位戦の浅井プロの鳴きを見て「プロを辞めた方がよい」みたいな発言をして問題になった。この時も自分はちょっとした違和感を感じることがあった。

放送直後、当然のようにTwitterで文句を言う人が続出。それを見てか、対局が終わった浅井プロは「自分は大丈夫です」みたいな内容のツイートをした。

 

自分は、森山プロに対して文句を言うのはわかるし言っても良いと思う。批判されても仕方ない発言だと思うから。

ただ、この時に自分が違和感を感じたのは「森山は浅井プロの謝罪しろ」ってツイート。

それって違うよね?浅井プロが謝罪を求めるのならわかる。言われた当事者だから。逆に言えば、浅井プロがなんとも思わなかったら謝罪の必要はないわけだ。

仮に、浅井プロが謝罪を求めてるのに応じなくて、それに呼応して周りが言うのであればまだわかるけどね。

あとは、放送を見ていて森山プロの発言に自分が不快だったから自分や視聴者に謝罪しろっていうのもわかる。

 

最近のネットって、変な正義感を持った人が増えたよね。いや、正確にはそれを押し付けて主張する人が増えたと言った方が正しいか。

AさんとBさんの問題にCさんが一方的に片方が悪と決めつけて文句を言う。あんた何様だよと。

 

あるゲーム会社の役員があるプロゲーマーの印象として「チー牛を食べてそう」と言って炎上した。これもまったく同じ話だよね。言われた方はなにも言ってないのに周りが勝手に差別だとか文句を言う。そして謝罪しろと。

 

ほんと、ネットは怖いよね・・・・。