え?いまさら?って思った人もいるかもしれないけど、自分の考えをちょっと書いてみる。ちなみに、今回は人の名前が多く出てくるので敬称略で書くのでお願いします。

 

さて、結論から先に言ってしまうと、答えは「わからない」となる。だって、そもそも比較対象にするものではないんだよね。

萩原聖人はプロになって2年くらいで、それまでは(今でも)俳優がメインの活動をしている。木原浩一はプロ歴20年くらいでずっと麻雀を生業としてきた。

 

自分がこの2人の麻雀の強さを知るためには基本的には2つしかない。1つは実績。タイトルの獲得数やリーグ戦の位置などでの判断。もう1つは2人と複数回を実際に打つこと。これくらいしか判断材料はないのだ。

リーグ戦やタイトルの獲得数といっても、2年目で今まで参加したことある大会が片手にも満たない人と、20年やってて参加回数が両手両足でも足らない人では比べられないんだよね。

ちなみに、木原浩一は協会の雀王と最高位classicのタイトルを持っている。20年で2つが多いと見るか少ないと見るかは人によって変わると思う。しかも最高位classicはG2タイトルくらいだしね。

 

仮に、村上淳と木原浩一のどっちが強いかと聞かれたら自分は村上淳と答える。

最高位3回、日本オープン1回、最高位classic1回と先に挙げた木原浩一と比べたら実績としてははるかに上だから。

 

まぁ、強さってなかなか数字にはできないから難しいんだよね。それと、麻雀の場合は1対1ではなく4人で打つものだから、他の2人によっても変わることも多々あるしね。

 

麻雀でなくても強さというか、すごさを比べるのが難しいことは他のことでもある。

まずは野球。イチローと張本勲、どっちも3000本以上のヒットを打っているけどどっちがすごいのかと言われたら難しい

張本の時代だと、狭い球場が多かったからヒットゾーンが狭くてヒットになりにくい、打順的にホームランを狙う場面もあったのでヒットを打つのは大変だけど、その反面、球種の少なさ、今よりもレベルが低いからヒットを打ちやすい部分もある。

イチローの場合、球場が広いのでヒットゾーンは広い、1番打者なのでホームランを狙う場面が少なくヒット狙いをしやすいけど、球種の多さ、全体的なレベルの高さからするとヒットを打ちにくい部分もある。

 

まぁ、話を元に戻すけど、麻雀の強さって比較しにくいのよね。あと、強いではなく上手いもあるしね。

そして、自分の好みの打ち筋とかもあったりするからね。門前が好きな人だと鳴き麻雀の人を強いと思いにくいし、逆に鳴き麻雀が好きな人だと門前麻雀が強いと感じないと思うんだよね。

 

 

まとめると、一番強いプロレスラーはジャンボ鶴田で、一番強い競走馬はオグリキャップってことでいいかな(笑)

だって、マイルチャンピオンシップを勝った翌週にジャパンカップに出走して、そこでも2着とか無茶苦茶でしょ。今だったら考えられないわ。