変な家族達 | りょこ便 あなたのようになりたいが。

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気持ちの切り替えができるといろんなことがいい方向に向かいます。私が身につけてきたことが、誰かのお役に立てたらと思い、私の日常生活と色々な気持ちを書いていこうかなと思っています。
良かったら読んで下さい。

訪問介護をしていると、

変わった親子関係や、

家族が介護疲れでおかしくなっていたりする。


家の中に入れるのだから、

なるべく感じのいい人に来て欲しい、

好きな人に来てほしい、と思うのは当然だが、

生活保護並の低賃金で悪天候の中、ヘルパーは時間通りに来て、来ないより来る方が助かるなら文句言うなよとも思う。


私は去年、父親を亡くした。

原因不明の急病で4年間闘病した。

その間、入院も長かったし、家で訪問介護してたがケアプランが何度も変わり、最後は特養でなくなった。


同時期に母も乳がんになり、そのあと肝炎で緊急搬送され、私もたくさん仕事を休んだり早退した。


サービス責任者は、娘、を警戒する。


訪問でも特養でも、仕事柄興味があって純粋に聞いた事も、すごいへりくだって弁解をされた。父は認知で車椅子で自走してたのに、本当にアザひとつなく、それがどんなに大変か感謝の気持ちしかないのに、日頃からクレーム処理に神経を使っているためか感謝の気持ちが届きにくい。


私は死に対して普通よりドライなので、

変わっているのは私かもしれないけど。


突然同時に倒れた親の面倒を見るのに、仕事と家庭と病院と実家の行き来で、いちいち介護者の誰がいいとか悪いとか考えている余裕がなかった。


ただ、老人1人が死ぬまでに、こんだけ人の手がかかるのかー、私ひとりだったらやばかったなー、ありがたいけど申し訳ないな。お父さんいつ死ぬんだろう?と考えていた。


ちなみに、私は父の死に対してもドライだが、私は子供のころからお父さん子で、小さい頃は毎日風呂に入れてくれたらしいし(職場が近所だった)成人して躁鬱病になったときも一番近くにいてくれて、はむかって殴られそうになったこともあるが、父親から愛された記憶しかない。


だからこそ、安らかに死んでほしい、としか思わなかった。


親の死は、

家庭によっては色々デリケートなのかもしれない。親が元気なうちに、兄弟や配偶者と色々話し合えたらいいのかもしれない。