セルフ・エクスポージャー(自己暴露療法)を思いついたのは
事故の翌日、通勤のために毎日使うバイパスにある緑色の道路標識を見た時。
その緑色を「うわ、怖」と感じたからだった
確かに、事故現場に「○○まで何キロ」みたいな大きな緑色の案内板はあった。でも、その看板にぶつかったわけでもなく、ましてここは事故現場じゃない
バイパスに乗らないように動きかけたけれど。
右車線を車が走り抜けたから、そのままバイパスに入った。
「ちがう、ここは高速道路じゃない」
「ちがう、今は仕事場に向かってる」
「看板を良く見て、事故現場に向かう道じゃない」
「いつもの道、感じ方がおかしくなってる(認知のゆがみ)なだけ。いつもの通勤路、同じ」
ブツブツとつぶやき
ハンドルが不安定に揺れるのを感じながら運転した
私の中に、私がふたりいる
こんな時は、わりと簡単に分かれてくれる。
ドキドキしながら運転する私と、その私に現状・状況を説明する私がいて
いつもより数倍遠く感じた、のは否めない
でもなんとか通り抜けることができた
勘違いでバーストしかけた頭を動かすには「歪んでいない本当」を頭に教えることが大事で
正しい刺激を与えて、脳内の勘違いデータを書き換えるには
目で見ること口で言うこと耳で聞くこと
それらを複数使うことで、物事を理解するための経路が脳内で複数になり、経路が多ければ多いほど「本当のこと」と認知しやすくなる
①バイパスを使って通勤
②バイパスの景色を見ながら、高速道路を運転中を想像する
それを繰り返して
今日、実際の高速で大丈夫か、を試す
ある意味実験
怖がる私と、見てみたい私がいる
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