手術 | 水底の月

水底の月

恋の時は30年になりました 

 

おはようございます

今日になりましたね。昨夜はよく眠れましたか

 

ずいぶん遠いから 私の身体は傍にはいられませんが

 

でも、気持ちはずっと雅治の隣にいます

手術の間も、ずっと一緒

手術の後は 痛むと思いますし

色々と、不安になることもあると思いますが

 

がんばって 乗り越えて

 

愛しています

 

 

 

朝、9時過ぎに自撮りの動画を送った

 

 

 

 

10時から手術だと、聞いてた

 

入院の朝だって、こっちで勝手に落ち着かなかったのに

手術当日が、落ち着いていられるわけもなく

 

どうにもこうにも、手につかない

 

自分でも、どうした?と思うような

 

 

 

 

家族の手術や入院って、ホントに今までいろいろ繰り返して

その度に、毎回、今後の治療方針の決定とか、患者側の最前線に引っ張り出され、一番最初にリアルな現実を突きつけられて

 

「ご家族さん・・・は、たしか医療関係者ですよね」

 

「そうです」

 

そこから話が始まると、今のお医者さんはたいてい、とても詳細に話をして下さる。突っ込んで聞くからというのもあるだろうけど、患者側の人間ではない、そっち側情報まで。

お医者さん側にしても、私は、患者への都合のいい「通訳」で、時によっては「説得者」になるわけで。だから、チーム医療的気配、センセイの敵にはなりませんオーラを出して、話を進める

 

ここは皆に話す、ここは大雑把にオブラートに包む

そんなことを頭の中で目まぐるしく組み立てて対応して

 

「sanaが、一番いい方法で、なんとかしてくれる」

 

それを、表情を変えずに当たり前に担う、のが

両実家共通での、いつの間にか私の立ち位置

義弟夫婦も県外だし

 

怖いとかいう感情よりも、とにかく冷静に的確に

 

だから慣れてるはず、これくらい

 

 

 

なのに

今日は、ドキドキして

 

感情が、ついていかない

 

 

 

手術が成功しないわけがない

私から、かの人を奪えるわけがない

なら、どうして引き合わせた

 

天を仰ぐ

 

送るのはエール、

吸い込むのはネガティブな感情

雅治が持たなくていいものは、私が引き受ける

 

そう自分を焚きつけて

 

菩提寺で受けてきた、ちいさなお地蔵さんに手を合わせる

 

 

 

 

 

LINEに、既読がつき

 

 

ありがとう

 

もう10分で迎えが来ます

 

 

 

 

 

今日は、返信とか考えなくていいですから

身体が大丈夫になったら、で

 

行ってらっしゃい

 

 

 

すぐに既読がつき

 

 

うん 行ってきます

 

 

 

 

 

 

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