大量虐殺 | KEEP ON ROCKiN', KEEP ON FIGHTiN'

大量虐殺

芸能人のシャブの初公判に世間は夢中だ。
シャブでキマってい頭おかしくなったヤツなんて掃いて捨てるほどいるってのに。
ましてや、戦時中、国がシャブを使って人間精神を支配していた、ある歴史を私は知っている。

正義は、真理は、我が胸に宿る。
権力に立ち向かい正義を訴えてきた者がいる。
また、ワインと美女を愛し、激戦の時代にて、極地に追い込まれたユダヤ人の一部の命を救ったドイツ人がいた。彼の名はオスカーシンドラー。スピルバーグは彼の半生を描き、人間愛を訴えようとした。
スピルバーグ、彼のような優秀な創造者がいる映画界に心から感謝を致します。
彼を突き動かすのもまた人間愛であり、使命であり、彼自身の深い努力であり、忘れてはならない人間の憎悪が促した黒い歴史である。

KEEP ON ROCKIN', KEEP ON FIGHTIN'

1938年11月9日、水晶の夜と呼ばれるこの日、ナチス政府が市民への暴動を計った。多くのユダヤ人がこの後、地獄を見る事になる。

KEEP ON ROCKIN', KEEP ON FIGHTIN'

1938年ー1944年の間にヒットラーは世界制覇を志し失敗に終わる。戦争と憎悪は何も生まない。その犠牲となった命は歴史に深く刻まれることになる。差別と偏見の犠牲者の標的となったユダヤ人、殺された人間は約1750万人と言われる。

KEEP ON ROCKIN', KEEP ON FIGHTIN'

ホロコーストと呼ばれる大量虐殺。1994年にルワンダ共和国で3ヶ月もの間に100万人が殺された。
これも映画になっている。"ホテル・ルワンダ" だ。このホテルの支配人もシンドラーとはまた違うがリンクする。差別や偏見は身近な所でも生まれる。
これだけの多くの人間を殺し、世界統一を計ろうとした、またそれを支持した、両方とも我々人間だ。
ならば平和や愛を訴えているのも人間であり、被害者も人間だ。
国を動かしているのも人間だ。
私欲ばかりが罷り通る昨今、平和への軽視すら感じられる。

今を生きる我々には然るべき責任がある。

KEEP ON ROCKIN', KEEP ON FIGHTIN'

Ryokoのブログは重い、そう今思っているのならもう二度と見なくてもよい。


でも君の愛する人が、殺されたり国の権力に剥奪されたりしてもそう言えるか?

好きなレコードや洋服をもぎ取られ、道を歩く事すら許されず、愛する者が目の前で殺される、それは過去の歴史だと割り切れる時代にしてはいけない。そうメディアは流してはいけない。
日本のメディアはそのような歴史から我々を遠ざけようとする。その癖、最近の若者は選挙にも興味を示さないとか仄めかす。若者が悪いのではなく、そのように促し平和ボケさせたメディアや教育にも責任があるのだ。

クリエイターは平和を訴えながらもそのような目を瞑りたくなるような現実に目を見開き訴えていかねばならない。
いつだって世界はそうなる可能性を秘めている。
東京の丸の内に、渋谷に、東京湾岸に、死体の山が出来る事だってあり得るんだ。

人種や性別、貧富に偏見や差別を持ってはいけない。
持つ者は最後には敗者となる。

私がシンドラーのかっこいいなーと思う所は、パーティ、ワインと美女が好き。
そして多くの命を救った所だ。
この時代にメッチャクチャ粋だ。




Hey Steven Allan Spielberg, I'm sure, I recieved your strong message from your movie.
Thanks for your amazing creativity...