すっかり日本中冷え切っておりますが、皆様はいかがお過ごしですか?
雪などで大変な状況にあったり、寒波で大変であったり、地震、津波、流行病…と色々ご苦労も多いかと思います。
時勢柄も含め、個人的にも公演スタッフにも様々な困難があり、公演自体も、かつてない状況下にあり、困難を極めておりますが、日々勉強させていただいて、五里霧中、暗中模索ではあるものの、何とか匍匐前進しております。
また、困難を極めている中にあって、さらなる難しい感染症が流行しているようなニュースの中ではありますが、我々は健康かつ安全に無事に新年を迎え、来るトコイリヤvol.8沖縄公演において、『那覇文化芸術劇場 なはーと』 こけら落とし冠公演に、何としても、私たちのバレエで祝賀の華を添えたく、神経質すぎる生活の上で、おかげさまで大阪、東京、沖縄での稽古が進んでおります。
(倭建命が、剣を受けるシーンは、能楽の表現方法を用いているので、関直美さんに監修いただいております)
バレエは、人類の想いが踊りになった、さらに先にある踊りです。
想いに美しさをのせ、この世のものではない、何か言い知れぬ美しい世界を想い、芸術へ昇華させた踊りです。
それは、ただの筋肉や骨格を用いただけの「動き」ではありません。
バレエが内包していて、バレエに漂っているものは、感情、空気感、雰囲気、想い、夢、ロマンなどです。
本物のバレエには、力があります。
これらは、意味をなさない振付や、脈絡のない演出とは無縁なのです。
バレエは、人間の秩序だった文明形成に必要なものです。
バレエは、人を育て、社会を育て、世界を創ります。
失ってはならない、大切な光と言い換えることができるかもしれません。
私たちは、今この光を本質的な意味で失おうとしています。
それは、公演ができるとか、できないとか、時世の話ではありません。
2022年を生きる我々の時事問題を考えた時、混沌とした世界に生きる希望をもたらすものがあるとしたら、それは古い時代から生き続けているところの、美を湛えた「本物のバレエ」です。
少なくとも、私の世界ではそう思うのです。
この本物のバレエがお客さまに届くように。
劇場の壁という壁に染み込むように。
バレエをバレリーナたちの中に蘇らせ、またはバレエ作品の中に「バレエ」を浸透させることが、我々の稽古です。
この針の筵のような状況と世界の混沌と矛盾に、私たちの心の剣である「本物のバレエ」が、全ての人にあるべき答えを見出してくれると信じています。
トコイリヤvol.8 まで、1ヶ月をきりました。
たくさんの皆様のご協力、ご理解があり進んでいることばかりです。
いつもにまして、大切な、極まった、美しい会になるよう、全身全霊でご用意してお待ち申し上げます。
緑間 玲貴
前田 奈美甫
トコイリヤ 出演者 一同
トコイリヤ公演事務局 一同
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那覇文化芸術劇場 なはーと こけら落とし公演シリーズ
バレエ・アーティスト 緑間 玲貴 沖縄公演
「トコイリヤ RYOKI to AI vol.8」
バレエ「御佩劍」(新制作)
演出・振付・構成:緑間 玲貴
音楽制作・演奏:YURAI /緑間 玲貴
衣裳デザイン・製作:下田 絢子
ーー同時上演ーー
「ルミエール・ドゥ・レスト」
振付:緑間 玲貴
「清明」
振付:上杉真由
「パ・ド・カトル」
演出・改訂振付:緑間 玲貴
サー・アントン・ドーリン1941年作品に基づく。
コンセプト:ジュール・ペロー1845年作品とA. E. シャロンの石板画による。
日 時:2022年 2月20日 (日) 15時 開演
会 場:那覇文化芸術劇場 なはーと 大劇場
出 演:
緑間 玲貴 前田 奈美甫
上杉 真由 柳元 美香 渡久地 真理子
関 直美 (シテ方 宝生流 能楽師)
安次嶺 正美 (琉球舞踊家 敏風利美の会)
石井 真彩子 村林 楽穂
吉原 詞子 金城 凪香
犬養 憲子
演 奏: 川満 睦
YURAI
金城 吏美
チケット販売:一般発売はこちら
主 催:一般社団法人 トコイリヤ・ソサエティー
後 援:那覇市/那覇市教育委員会/(公社)日本バレエ協会/沖縄テレビ放送/琉球朝日放送/琉球放送/沖縄タイムス社/琉球新報社/ラジオ沖縄
助 成:文化庁
※本公演は、政府、公文協及び、沖縄県が定める新型コロナウイルス感染症対策の方針に従って公演の準備を行っております。





