カウンセラー 紅実子(くみこ)です。
夫婦問題解決、サポートするカウンセラーです。
今年、とうとう花粉症になってしまいました
本当に突然、尋常でないクシャミにおそわれ・・・鼻づまり、目のかゆみ
洗濯物も外に干せなくなってしまった!(浴室乾燥使いまくり・・・ガス代怖い)
一度罹ってしまうと、もう治らない?!んですよねぇ。。。
先週、こちらに行ってきました・・・(最寄り駅)
東京地方裁判所(東京地裁)です。
友達が起こした慰謝料請求訴訟(旦那さんの不倫相手に対して)の
本人尋問が行われるため、応援(傍聴)と勉強のため、行ってまいりました。
慰謝料請求訴訟(民事は、最初しばらくは双方(原告・被告)からの
書面のやり取りを数回おこない、ある程度の主張や反論が出そろったところで
裁判から和解を提示されます。
それでも、双方の主張・要求が折り合わず、和解が成立しない場合は
裁判は「判決」に向けてシフトします。
「判決」の前に、「尋問」という手続きが行われるわけです。
私は・・・自分の分を含めると、かれこれ5~6回はココに来ています。
慣れたもので、入口でセキュリティーチェックを受けたら、
地下の食堂へ移動し、お昼ごはんやお茶を飲みながら、
本番(尋問)に向けて最終準備をしたり、
みんなと雑談したりしながら、緊張をほぐしていきます。
私の時も友達が駆けつけてきてくれて、
尋問の経験がある友達から、気を付けること、法廷での様子、
受け答えの仕方・・・等等、経験者ならではのアドバイスをもらいます。
経験者のアドバイスは本当に心強く、とてもありがたく・・・
後ろ向きになりそうな気持を鼓舞することができました。
「こんなところに来ることになるなんて・・・」
裁判所や裁判、弁護士・・・自分には、自分の人生には全く無縁と思っていた世界。
しかし、わが師匠曰く、「すべての問題は自作自演」「自ら作り出したもの」と言うしね・・・
起こるべくして起きた(不倫問題・離婚問題)、来るべくして来た(裁判所)ということに
なりますかね~
尋問の行われている法廷の空気は張りつめていて、何度傍聴しても慣れません。
なんとも言えない・・・異様な雰囲気・異空間です。
尋問の席に、緊張maxの友達の肩が今にも泣いてしまいそうな感じで・・・
傍聴席から「大丈夫だよ!ちゃんと言えてるよ!立派だよ!」と
そんな思いを込めて、友達の背中を見つめました。
約3時間におよぶ尋問が終わり、裁判官による心証開示がはじまる頃に
友達とは別れ、私たちは地裁を後にしました。
相手の弁護士が、これまた本当に意地悪で、感じ悪い質問のしかたで・・・
(これは尋問戦術(こちらをわざと怒らせたり、感情的にさせるような尋問をして
裁判官の心証を悪くしようとする作戦)なのですが・・・それにしても酷かった!)
それでも、友達は影響されることなく、自分の言葉と自分のペースで
きちんと対応できていたので、安心しました。
私の時もそうでしたが、「裁判マニア」と言われる、いろんな裁判を傍聴する
見知らぬ人の出入りがけっこうありました。
誰でも裁判を傍聴することが出来るのです。
大役を終えた友達は、今ちょっと体調を崩してしまいました。
私の時もそうでしたが、尋問が行われるまでは、それに向けて打ち合わせや
リハーサルをして、緊張しつつ、アドレナリンが出まくっていて、
変なテンションなんです。
緊張maxの当日を迎え、それがやっと終わって、ホッとした瞬間、
それまで蓄積された疲れや、被告を目の前にするというストレス・・・などなど
一気に押し寄せてきて、しばらく何も手につかない状態に陥りました。
とにかく精神的ダメージが大きかったです。
今はただ、「自分のことを最優先に!自分の体を休めることだけを考えて・・・」
友達にはそれだけを伝えました。
裁判官の心証開示で、再度、和解案を提示されましたが、
友達は、「判決」を希望しました。
判決は、来月です。。。