夫の三回忌目前で、宮崎はもう🌸春🌸かなぁと想像を膨らませています。バタバタのとんぼ返りですが、久しぶりの宮崎です。
変わりまして...
有名なお話なので、知ってる方もたくさんいるかなぁと想像しつつ...書いてみることにしました。
【メキシコ人漁師の物語】
小さな漁船がメキシコの小さな島に着いた。
休暇で港にいたアメリカ人の観光客が、船から下りてきたメキシコ人漁師に尋ねた。
アメリカ人 :
「大漁だね。どれくらい海に出ていたの?」。
漁師 :
「昼の数時間だけだよ」。
返答に驚いたアメリカ人は、
「もっと長い時間、漁をして、いっぱい捕まえればいいじゃないか」
と提案する。
漁師 :
「なんでそんな必要があるのさ。これで十分食べていけるよ」。
アメリカ人 :
「それなら、漁をしていない時間は、何をしているんだい?」。
漁師 :
「ゆっくり起きて、家族と時間を過ごすんだ。夜は友人とバーで飲んで、ギターを弾きながら歌うのさ」。
アメリカ人は信じられないと、首を振った。
アメリカ人 :
「ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう!。
きみは毎日もっと長い時間漁をするべきだ。それであまった魚は売る。そして、お金が貯まったら大きな漁船を買う。すると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ、やがて大漁船団ができるまで。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめて、自前の水産品加工工場を建てる、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ!」
漁師 :
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね?」。
アメリカ人 :
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくよ」。
漁師 :
「それからどうなるの?」。
アメリカ人 :
「それから?そのときは本当にすごいことになる!」。
と、にんまりと笑い、
「今度はその株を売却して、きみは億万長者になるのさ!」
漁師 :
「それで?」。
と、不思議そうに訊いた。
アメリカ人 :
「成功したら引退して、海の近くの小さな島でゆっくり暮らせばいい。朝はゆっくり起きて、
子どもと遊んだり、ちょっと釣りをしたり。
夜は友人とバーで飲みながら、楽しい時間を過ごせるよ」。
漁師 :
「もう、私はそうしているじゃないか」。
愛に手が触れる時に
穏やかな光が照らすよ
泣く時も笑う時も
大切なアナタが要るのよ
愛に手が触れる時に
穏やかな光が二人を照らすよ