🐣パスクワ(復活祭)🐣を迎えました。
イタリアのパスクワの賑やかさを思い出しながら書いています。
来年は、イタリアに、ヴェネツィアに行きたいなぁと思っています。
今回は、夫に代わりまして、
小さな【絵画講座】開催です。
テーマはもちろん❗️【復活】です。

【Resurrection】(復活)

バルトロメ・ベルメホ  Bartolomé Bermejo 
(本名 Bartolomé de Cárdenas)
カタルーニャ国立美術館 (バルセロナ)

このバルトロメ・ベルメホの【復活】は、キリストに捧げられた祭壇画の 4 つの生き残った区画の 1 つ。バルトロメはコルドバ出身の画家であり、その活動はアラゴンの王冠で発展。理想化されていないリアリズムを特徴とする作品は、卵テンペラの代わりにバインダーとして油を使用するなど、北欧の絵画からいくつかの斬新さを導入。この絵画では、天使の礼拝の前にキリストが墓から現れます。しかし、墓を守る兵士たちは奇跡に怯える。また、背景には、エルサレムを去り、瓶を持って墓に向かって歩いている三人のマリアが見える。

バルトロメ・ベルメホは、1440年頃~-1500年頃)のはスペインの画家。

初期フランドル派の画家たちの影響が見られ、アラゴン、バレンシア、バルセロナなどで活躍。ロヒール・ファン・デル・ウェイデンや、

デルク・ボウツ、ヤン・ファン・エイクらの

初期フランドル派の画家の影響がベルメホの作品に見られることから、多くの研究者はベルメホがフランドルで修行したと考えられている。

が、ベルメホの活動した時代には既に多くのフランドルやドイツの画家や作品がスペインに入っていたため、その真相は定かではない。


ダウンロヒール・ファン・デル・ウェイデン


ダウンディルク・ボウツ


ダウンヤン・ファン・エイク


なんということでしょう!?
影響を受けたという三名の画家の力量と比べると…

えぇ”くるくるくるくるくるくるマジですかぁくるくる

と、突っ込みたくなります爆笑
草野球のおじさんと、
大谷翔平くらい差があります。

痩せてるイエス様は、身体のラインが漫画チックです。大きめな顔はちょいと首をかしげ、
復活の誇らしさには欠ける何とも弱気で不安な表情。
また、太ももがかなり短い右足の
ポジションも危なっかしい。
そのまま立ったら「転ぶぞっ⚠️」と、
注意したい気持ちを抑えきれません。
が、兵士達の服装は、
なかなか繊細に描けていてます✨。

私はこんな感じの絵画が好きで、
面白い絵画を見つけてくる度、
夫は呆れながらも笑っていました。
時々、絵画講座でも取り上げてくれました。
今回も「その絵、選ぶかなぁ~」と、
苦笑してると思います。

みなさん、4月の佳き日、
どうぞ楽しいパスクワをお過ごし下さい🐣ヒヨコ