先日はご多忙の中、「絵画講座」に御参加頂き、まことに有難うございました。
多くの方にご来店いただき、有意義な講座を開催することができました。
これも皆様方のご支援とご愛顧によるものと、心から感謝いたしております。
また最後になりましたが、不慣れなことで不行き届きの点が多々ございましたこと心よりお詫び申し上げます。


 さて、7月最初の「旅情美術館」は、講座でも取り上げました「ロベルト・カンピン」です。
カンピンは、写実による現実的描写や、統一感のある空間構成など初期ネーデルランド絵画独自の伝統の基礎を築き上げた。また初期ネーデルランド絵画の創始者的存在であるヤン・ファン・エイク同様、油彩による着色方法を使用した最初期の画家のひとりでもある。

 

 ロベルト・カンピンの『メロードの祭壇画』は中央パネルと2枚の両翼が蝶番で組み合わされている、典型的な三連祭壇画である。中央パネルは比較的小さく、64cm x 63cm、両翼は 65cm x 27cmとなっている。この作品は教会や修道院ではなく、個人の注文によって描かれたと考えられている。左翼パネルに、従者の男性の後ろでひざまずいている依頼主の女性の肖像画が描かれている。
中央パネルの主題は受胎告知であるが、聖母マリアが書物に目を落としたままで、来臨した天使に気付いていないことから、マリアが神の子の受胎を告げられる直前の場面を描いたものである。天使の頭上には、十字架を持ちマリアに向かって降臨する小さなキリストが描かれており、マリアが神の子を身ごもることを暗示している。

店主

※妻の独り言
絵画講座のご出席、まことにありがとうございました。
お客様に喜んで頂けたことを私たちも何よりの喜びに感じております。
今後とも何卆、宜しくお願い申し上げます。

今回の講座でも、以前の旅情美術館でも取り上げたこのカンピンの絵画、
《十字架を持ちマリアに向かって降臨する
キリスト》と、あるのですが…

全身白タイツマンにしか見えませんにこ
②スピード感を表現する黄金ラインも、え゛ーっっ!?と思う程、漫画っぽいキャッ☆

これは、私好みの絵画であります(≧∇≦*)。
また、改めて観ると…
部屋が狭すぎます、三畳一間くらいですにこ

一度、取り上げたこの絵画ですが、よく観ると新鮮な発見があり楽しめますニコちゃん

絵画も、本も、見落とし(読み落とし)があったり、年齢、環境、状況で感じ方も違ってくるのでしょう。
なかなか、一度観たことのある絵画や、読んだ本を再度観たり、読んだりしない私でしたが…

年齢を重ねた。

と、言うことでしょうか?
見直し、読み直しも良いなぁ…と思うようになりました笑うキラキラ