前回は「聖アガタ」を取り上げましたので今日は、「聖ルチア」です。そう、あの「サンタ・ルチア」です。

Santa Lucia 聖ルチア (1473) 79 x 56 cm
Francesco del Cossa, 1430年頃 - 1477年頃)

聖ルチア(イタリア語:Santa Lucia, 英語:Saint Lucy 伝承による生没年:283年-304年)は、キリスト教の殉教者。 ルチアは、イタリア、シシリア島シラクーサの裕福な家に生まれ、信仰深い両親のもとで育てられた。父の死後、母の健康がすぐれなかったため、母とともにカターニアの聖アガタ(シシリア島の殉教者)の墓に巡礼し、病気の母の快癒を祈願した。その晩、ルチアの枕元に聖アガタが現れ、『私がそうしたように、あなたはシラクーサの栄光となるのです。』と言って母の病がたちまち全快した。 この奇跡を機に、ルチアは生涯を神にささげる決意をしてそのことを母に話し、自分の財産を貧しい人びとに与えた。以前ルチアとの縁談があり、彼女に好意を寄せていた青年はそのことを知って怒り、彼女がキリスト教徒であることを知事に訴えた。当時は、ローマ皇帝ディオクレチアヌスのキリスト教迫害下にあり、すぐに彼女は捕えられ、信仰を貫き通したために殺された。
 ルチアを引き立てに来た兵士たちは、彼女を動かすことができなかった。ルチアは聖霊に満たされた、山のように強固な存在となっていたのである。牛の一群に彼女をつないでも動かなかった。彼女の喉元に剣を突き立てても、ルチアは自らを迫害する者たちに予言していたのである。ルチアは両目をえぐり出された。が奇跡が起き、ルチアは目がなくとも見ることができた。絵画や像では、彼女はしばしば黄金の皿の上に自分の眼球を載せた姿で描かれる。

店主

※妻の聖ルチア祭のお菓子

イタリア・シラクーサ(シチリア)では、12月13日から20日まで、町の守護聖人の祭、聖ルチア祭が開催されています。
12月13日当日、オルティージャ島のドォーモの聖ルチア礼拝堂の内部に安置されている精巧な銀細工の聖ルチアの像が、ドォーモの外に運び出されます。そして、緑の帽子を被った男性信者約60人が肩に担ぎ、本土のサンタ・ルチア教会まで運んだ後、本土のサンタ・ルチア教会でサンタルチア像が12月19日まで一般公開されるそうです。公開を終えた20日、サンタルチア像は再び男性信者に担がれて、本土のサンタ・ルチア教会からオルティージャ島のドォーモに戻されるとのこと。

聖ルチアのお祭りはイタリアのみならず北欧でもかなり盛んなようで、スェーデンやデンマークの聖ルチア祭では、一家の子供の中で年長の少女が祝祭に参加します。少女は聖ルチアに扮してロウソクの冠を被り、ロウソクを手に持ち、同じ扮装をした少女たちと一緒に行進するロウソクを付けてお祝いをするそう。

が、この出で立ち…

映画八つ墓村を思い出してしまいますダウンドクロ

気を取り直して苦笑
北欧の聖ルチア祭では、聖ルチア目をイメージして作ったサフラン入りのパン【 St. Lucia Buns(Lussekatter)】を食べるようです。
が、聖ルチア出身のシラクーサのあるシチリアや、シチリア移民が多い土地では【Cuccìaクッチァ】という小麦粉を茹でたスイーツが食べられるようです。

【牛乳粥】風ですね~。リコッタチーズやチョコレートも入りますから、見た目よりきっと美味しいはず好