「銀食器のある静物画」Peeled lemon and roemer on a draped table
ザルツブルグ 個人蔵
 
ウィレム・クラース・ヘダ Willem Claesz Heda (オランダ 1594-1680)
「モノクローム・バンケッチェ(モノクローム風の晩餐図)」を代表する画家。
灰緑色の色調で、精巧に仕上げられており、銀食器、ゴブレットに映り込む各静物の卓越した質感表現、瑞々しいレモンの切り口など細密に描かれている。

静物画は織物などの質感や写実的な光の効果を詳細に描きだす、画家にとっていわば自身の技量を存分に見せつけることができるジャンルだった。テーブルいっぱいのあらゆる食物、銀食器、テーブルクロスの複雑な織模様や微妙なしわ、飾られた花などは、画家たちにとって挑戦し甲斐のあるモチーフだった。
ほとんどすべての静物画には道徳的な寓意が込められている。人生の空しさ、虚栄(ヴァニタス)を表現した作品が多く、頭蓋骨や半分剥かれたレモンなど、明白に虚無を表す対象物が描かれていなくとも静物画がヴァニタスを表していることは暗黙の了解として認識されていた。


店主

※妻のザルツブルクで一休み

【Cafe-Konditorei Fürst 】
オーストリアの丸~いチョコレートと云えば!?で浮かぶのはコレです↓。

このチョコレートは【モーツァルトクーゲル( Mozartkugel 又はMozartkugeln)】と呼ばれています。
オーストリアのスイーツ土産の定番ですので、空港はもちろん!街中で
色んなメーカーのモーツァルトクーゲルを見つけることが出来るでしょう。

元々、モーツァルトクーゲルは…
ザルツブルクの菓子職人パウル・フュルストにより1890年に制作されました。ピスタチオやマジパン、ヌガー、ダークチョコレートを丸い形にしたのが始まり。
また、名前はザルツブルク出身の作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトから名付けられたそうです。
元祖の店【Fürst フリュスト】は残念なことに特許を取得していなかった為に、今となっては幾つものメーカーがモーツァルトクーゲルを販売してます。
が、フリュストは今もなお「オリジナルレシピ」にこだわり、手作業によるオリジナルのザルツブルクのモーツァルトクーゲルの生産を続けています。

フィルストのリッツァーボーゲン、ゲトライデガッセ、ミラベル城付近の各支店、及び直販において独占的に販売しており、他の店舗では購入することができないそう。

せっかくオーストリアに行ったなら、ザルツブルク【Fürst 】のモーツァルトクーゲルを手に入れたいものですね~I。
本店にはカフェもあり、オーストリアのケーキケーキ01やコーヒーIも楽しめます。

【Cafe-Konditorei Fürst 】
住所: Brodgasse 13, Salzburg 5020, Austria
電話:(0) 662 84 37 59
HP:original-mozartkugel.com