アルジャントゥイユの橋(Port routier, Argenteuil) 60.5×80cm 1874年
クロード・モネ Claude Monet(1840-1926) オルセー美術館(パリ)

没後から89年。今もなお世界中の人々に愛される印象派の巨匠、クロード・モネ。
アルジャントゥイユは1871年から数年間、モネが生活したパリ近郊の町。セーヌ川沿いのこの町は、パリ市民が憩いの場として訪れ、優雅に舟遊びを楽しんだり、川沿いのカフェやレストランで談笑する人々でにぎわっていた。 モネはこの橋をモチーフに数点の作品を残しているが、この作品ではモネらしい不思議な静寂に包まれたひとときが見事に描かれてる。

 アルジャントゥイユにおいては、6年強を過ごしたが、その間、シスレー、ルノワール、マネの様な友人たちが、一緒に描くためにやってきた。この地やその周辺で描かれた一連の作品群が、印象画の典型的な作品となる。73年12月、ピサロ、シスレー、ルノワールらと「匿名協会」を結成。翌年、パリでこの「匿名協会」の第1回展、後の第1回印象派展が開催。モネが出典した『印象、日の出』が≪印象派≫という名称の由来となる。79年、最初の妻カミーユが死去。80年代、展示会が成功を収めるなどして経済的に豊かになる。最晩年には大作『睡蓮』の連作に取り組んだ。1926年12月6日、86歳で死去。

店主

※妻のパリで一休み

ルノートルは、ノルマンデイー出身の製菓職人〈ガストン・ルノートル〉氏が一代でおこしました。
日本の百貨店に沢山出店していましたが、残念ながら2009年日本から全店舗閉鎖撤退してしまいましたしょぼん
ルノートルの【※オペラOpera】はダロワイヨのそれと同じに美しいチョコレートケーキきらきら!!。日本で食べられなくなったのはとても残念ですガクリ

パリに行った際は、ルノートルのカフェへぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。食事も取れますし、オープンテラスあり晴れとっても素敵なお店ですね~ラブラブ!

※オペラの発案は、1960年代のガストン・ルノートル(fr:Gaston Lenôtre)によるものだという主張があるが、ダロワイヨの館で発案された可能性がある。

【Café Lenôtre / Pavillon Elysée】
(カフェ・ルノートル / パヴィヨン・エリゼ)
住所:10 avenue des Champs
    Elysées 75008 Paris
電話 :  01 42 65 85 10
営業時間 : 12:00~22:30
定休日 : 無休
H P : http://www.lenotre.fr