[光の帝国 The Empire of Lights ]1954 146×114
René Magritte ベルギー王立美術館(The Royal Museums of Fine Arts of Belgium)

ルネ・マグリット René Magritte(1898~1967)
 ベルギーのみならず世界でも重要かつ有名な画家の一人。 ベルギーワロン地方のレシーヌに生まれ。 シュルレアリストの画家である彼の作風は、パイプの描かれた絵に「これはパイプではありません」と書かれていたり、暖炉から汽車がでてきたり。 マグリットは日常的なものをモチーフにしながらも、それに新しい意味を与え、独特の世界を作り出している。

空は明るい真昼の白い雲が漂う青空。その青空を背景にした建物と周囲の森、手前の池は夜。暗いシルエットの建物の窓からは夜の電灯の光が薄明るく漏れる。門灯は明るく 辺りを照らし、建物の白い壁を浮き上がらせている。池の水面には、門灯の光と白い壁が映る。光と闇、相反するものを結び付け、鑑賞者の時間感覚を失わせる。
 この絵は、二十数点ある同名の絵画[光の帝国]の一点で、ベルギー王立美術館から特別に 依頼を受けて制作された。

店主

※妻のベルギーで一休み
ベルギーは、チョコレートの国、ゴディヴァが冠たるお店です。また、ベルギーワッフルなどお菓子の話なら尽きない国ですね~。
が、今回は別のお菓子をご紹介致しましょうドキドキ

ディナンという町があり、そこの伝説菓子【クック・ド・ディナン】です。
以前から、とても興味を持っていたお菓子です。
クック・ド・ディナン(Couque de Dinant)】の起源は、古代ローマ人が好んだという〈ライ麦粉・蜂蜜・羊のチーズ〉で作った平べったいビスケット。ローマ兵たちの保存食だったそうです。
中世になり、ディナンのパン職人が改良し、小麦と蜂蜜のみで作るように進化した模様。
そして15世紀半ば、ディナンがブルゴーニュのシャルル勇肝公により包囲されたとき、この日持ちのする固いビスケットが籠城した人々を飢えから救ったというお話。

また伝説では…
その時、敵に対して弾薬爆弾としてこの堅~いクック・ド・ディナンを使用した、とある。
おぉ…そんなに堅いか!?!?
堅いお菓子が好きな私はワクワクしてしまいますラブラブ!音譜
『お菓子と歯の一騎打ちパンチ!
『差し歯の人は要注意注意

ここ【 Fabrique de Couques Jacobs 】は、1860年以来、家族でディナン菓子の伝統を守り続けています。
「かっちかちむかっむかっ」に堅いクック・ド・ディナンが苦手だぁ~ガーンの方は、クック・RINをぜひ。こちらは軟らかいそうですよ~。
店内のカフェもとてもおしゃれコーヒー花。外観と内が違うのは、まさに!いまどきのヨーロッパの暮らしです。

住所:Rue Grande 147, Dinant 5500,
電話:082-22.21.39