[バベルの塔 (The Towar of Babel)] 1563年
Pieter Brueghel
さて、今回はピーテル・ブリューゲルの傑作[バベルの塔]を楽しみたい。
16世紀に活躍した画家である巨匠ピーテル・ブリューゲルは、群衆を描いた作品や寓意や寓話を題材にしたものが多く、さらに農民を題材にした連作など農民の当時の生活を描いた作品も残している。
バベルの塔とは聖書に記されている伝説のひとつでバビロニア帝国にノアの孫のニムロデが建てようとしていた塔である。
旧約聖書の創世記、第11章にバベルの塔のことが記されている。全地が一つの言語だった頃にバビロニアの人々が「さぁ、我々のために都市を、そして塔を建て、その頂を天に届かせよう。そして、大いに我々の名を揚げて、地の全面に散らされることのないようにしよう。」ということを言った。このように神への崇拝の為ではなく建築者たちの名を上げるために塔を建設したのである。そしてそれを見た神が怒り、人々の言語を混乱させ人々が互いの言葉を理解できないようにさせてバベルの塔の建設を途中で終わらせた。これによってその町の名は「混乱させる」という意味の「バーラル」という動詞からとり、バベルと呼ばれるようになった。
バベルの塔 (The Towar of Babel) 1563年 Pieter Brueghel ウィーン美術史美術館(ウィーン)
店主
※妻の独り言
バビルの塔に住んでいるちょーのりょく少年、バビル二世~
口ずさんだ方、昭和です( ´艸`)。
さぁ、カフェのお話。
美術史博物館二階には、まぁなんと素晴らしいカフェが。世界で最も美しいカフェに選ばれています。
ヨーロッパの魅力は、美術館は建物から芸術。アートは所蔵品のみならずなところだと思います。
以前は、超有名な【ゲルストナー(Gerstner)】がこの美術館のカフェとして入っていたようです。が、現在は撤退し他の会社が運営しているようです。
残念ではありますが…
この空間でカフェを飲まずして帰るべからず!。必ず、寄りたいカフェですね。
ちなみに、ウィーンのコーヒーは、トルコと戦争したときに敗退したトルコ軍が残していったトルココーヒーが始まりとのこと。
ゲルストナー(Gerstner)は1847年創業のハプスブルク家御用達のお菓子屋さんで、ケルントナー・シュトラーセに店を構えています。
ウィーンはザッハトルテが余りにも有名ですが、他にも歴史ある魅力的なお菓子がいっぱい。クラッフェン、ストゥルーデルはドイツ語そのままにイタリアのお菓子になっているくらいです。
アインシュペナー(ウィンナコーヒー)とともに、是非とも召し上がれ~。
住所 Kaerntner Strasse 13-15, Wien
TEL (01)5124963
時間 8時30分~20時
(日曜、祝日10~18時)
休み なし
交通 地下鉄1・3番線シュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅から徒歩3分
Pieter Brueghel
さて、今回はピーテル・ブリューゲルの傑作[バベルの塔]を楽しみたい。
16世紀に活躍した画家である巨匠ピーテル・ブリューゲルは、群衆を描いた作品や寓意や寓話を題材にしたものが多く、さらに農民を題材にした連作など農民の当時の生活を描いた作品も残している。
バベルの塔とは聖書に記されている伝説のひとつでバビロニア帝国にノアの孫のニムロデが建てようとしていた塔である。
旧約聖書の創世記、第11章にバベルの塔のことが記されている。全地が一つの言語だった頃にバビロニアの人々が「さぁ、我々のために都市を、そして塔を建て、その頂を天に届かせよう。そして、大いに我々の名を揚げて、地の全面に散らされることのないようにしよう。」ということを言った。このように神への崇拝の為ではなく建築者たちの名を上げるために塔を建設したのである。そしてそれを見た神が怒り、人々の言語を混乱させ人々が互いの言葉を理解できないようにさせてバベルの塔の建設を途中で終わらせた。これによってその町の名は「混乱させる」という意味の「バーラル」という動詞からとり、バベルと呼ばれるようになった。
バベルの塔 (The Towar of Babel) 1563年 Pieter Brueghel ウィーン美術史美術館(ウィーン)
店主
※妻の独り言
バビルの塔に住んでいるちょーのりょく少年、バビル二世~
口ずさんだ方、昭和です( ´艸`)。
さぁ、カフェのお話。
美術史博物館二階には、まぁなんと素晴らしいカフェが。世界で最も美しいカフェに選ばれています。
ヨーロッパの魅力は、美術館は建物から芸術。アートは所蔵品のみならずなところだと思います。
以前は、超有名な【ゲルストナー(Gerstner)】がこの美術館のカフェとして入っていたようです。が、現在は撤退し他の会社が運営しているようです。
残念ではありますが…
この空間でカフェを飲まずして帰るべからず!。必ず、寄りたいカフェですね。
ちなみに、ウィーンのコーヒーは、トルコと戦争したときに敗退したトルコ軍が残していったトルココーヒーが始まりとのこと。
ゲルストナー(Gerstner)は1847年創業のハプスブルク家御用達のお菓子屋さんで、ケルントナー・シュトラーセに店を構えています。
ウィーンはザッハトルテが余りにも有名ですが、他にも歴史ある魅力的なお菓子がいっぱい。クラッフェン、ストゥルーデルはドイツ語そのままにイタリアのお菓子になっているくらいです。
アインシュペナー(ウィンナコーヒー)とともに、是非とも召し上がれ~。
住所 Kaerntner Strasse 13-15, Wien
TEL (01)5124963
時間 8時30分~20時
(日曜、祝日10~18時)
休み なし
交通 地下鉄1・3番線シュテファンスプラッツ(Stephansplatz)駅から徒歩3分