伝統的なクリスマス菓子(2)・・・・ポルトガル篇
ボーロ・レイ( Bolo Rei )

ボーロ・レイは、ポルトガルのクリスマスシーズンに多くの家庭で食べられるているお菓子。ドライフルーツとナッツ類をたっぷり入れた生地をよく発酵させ、オーブンで焼き上げたこのパンは、カリッとした口ざわりのお菓子のようなパン。表面には、赤や緑のカラフルなゼリーでコーティングされたドライフルーツや、砂糖菓子、アーモンドなどもトッピングされていて見た目にも楽しく、華やか。

伝統的なボーロ・レイにはそら豆Fava(ファーヴァ)と小さなおもちゃBrinde(ブリンデ)が入っていて、ブリンデは、東方の三博士が贈ったお宝に見たてて、当たった人に幸運をもたらすと言われ、そら豆に当たった人は、翌年のボーロ・レイを用意する役目が与えられるというものです。


 
店主

※妻の独り言
ポルトガルからやってきたらお菓子が日本にはたくさんあります。
・Pao de lo→カステラ
・Confeito→金平糖 etc.
そして、Torta de azeitao→タルト。
☆松山の餡を巻いた名菓【タルト】のルーツもポルトガル。と、北海道のハスカップのジャムを巻いた銘菓【よいとまけ】もポルトガルがルーツということとなります。Torta de azeitaoはジャムで巻いたものらしいので、松山のタルトより、もっと近いかも知れません。 ポルトガルに感謝合格