ご存知でしたか?小樽市出身の河邨 文一郎氏を!



河邨 文一郎(かわむら ぶんいちろう、1917年 - 2004年3月30日)は、日本の整形外科医、詩人。
元札幌医科大学教授。北海道小樽市出身。
北大医学部在学中に金子光晴に師事し現代詩を創作。現代詩グループ「核の会」を結成するなど
創作に力を注ぎ、「一流をめざしなさい」という師匠の教えを胸に多くの素晴らしい作品を発表。
医学の方でも、札幌医大教授となって肢体不自由児の療育に熱心に取り組み、世界的に知られた整形外科医である。
1972年に開催された札幌オリンピックのテーマソングとなった「虹と雪のバラード」は
河邨 文一郎が作詞を手掛け、トワ・エ・モアなどが歌った。


作詞:河邨文一郎  作曲:村井邦彦 1971年発売

虹の地平を 歩み出て
影たちが近づく 手をとりあって
町ができる 美しい町が
あふれる旗 叫び そして唄
ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
あの星たちのあいだに
眠っている 北の空に
きみの名を呼ぶ オリンピックと

雪の炎に ゆらめいて
影たちが飛び去る ナイフのように
空がのこる 真っ青な空が
あれは夢? 力? それとも恋
ぼくらは書く いのちのかぎり
いま太陽の真下に
生まれかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと

生まれかわる サッポロの地に
きみの名を書く オリンピックと