8月4日と5日、お台場・青海エリアであった「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」に行ってきました。


TIF2023のレポ4本目は「夏フェスで見るハロプロ」の3つ目でJuice=Juiceについて。
今年が結成10周年になるJuice=Juice、今年のTIFでは8月4日、企画の「Juice=Juice大好きステージ」と、メインのHOT STAGEに出演しました。
この日は、石山咲良ちゃんが体調不良で欠席。パフォーマンス制限中の有澤一華ちゃんはフォーメーションに入らない形で、入江里咲ちゃんは椅子に座ってのパフォーマンスでした。無理せず、早く良くなって、完全な形でパフォーマンスできるよう願っています。

⦅14:00〜 SMILE GARDEN  Juice=Juice大好きステージ⦆

お昼のSMILE GARDENの企画で「Juice=Juice大好きステージ」が開催されました。Juice=Juiceのことが大好きなアイドルが登場して、Juice=Juiceとコラボする企画です。
MCはハロプロのファンで有名なでか美ちゃん。出演アイドルが3組に分かれて登場し、Juice=Juice大好きエピソードを紹介した後、コラボでパフォーマンスしました。

1組目は、実玖、詩絵里(九州女子翼)、山乃メイ(クマリデパート)、冨樫優花(タイトル未定)、寺坂ユミ(純情のアフィリア) 、もなかこゆ(アンスリューム)というメンバーで「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」をパフォーマンス。
歌い出しは自分の生誕祭で歌ったというもなかこゆちゃん。冨樫優花ちゃんが落ちサビを担当し、寺坂ユミちゃんは憧れているという植村あかりちゃんと一緒に歌いました。
⦅大好きエピソード⦆
「もともとハロプロが大好きでアイドルになろうと思った。Juice=Juiceの握手会にも行ったことがある。地元が山口だけど、大阪まで遠征したことがある」(実玖)
「『ロマンスの途中』の時にまだチェキが抽選だったのが、当選した。累計でCDは1000枚ぐらい買った」(寺坂ユミ)
「メジャーデビューの池袋サンシャイン噴水広場で、宮本佳林ちゃんが椅子に座ってパフォーマンスいていたリリイベに行った。『ポップミュージック』の撮影現場の公園にも行った」(山乃メイ)
「長崎に住んでいて、福岡のハロコンに行った時にちょうど結成発表があった」(詩絵里)

2組目は、寺嶋由芙、桃ノ井理子(さよならステイチューン)、広瀬みのり(CYNHN)、新倉愛海、島崎友莉亜(アップアップガールズ(2))、山邊未夢(東京女子流)というメンバーで「微炭酸」をパフォーマンス。
山邊未夢ちゃんは植村あかりちゃんと友達で、一緒にステージに立つのは久しぶりとのこと。最後のパートを含め広瀬みのりちゃんが上手かった。そして、このグループは、アプガ(2)の新倉愛海ちゃんを中心に見ていたのですが、パフォーマンス後の感想で「メンバーみんなハロプロさんが大好きなので、このステージに立たせていただいたことが光栄です。温かく見守ってくれたみなさんと、Juice=Juiceさんが大好きです」と述べていました。
⦅大好きエピソード⦆
「最初の武道館公演を見に行って、それが私が見たアイドルの最初の武道館で、それを見てアイドルになろうと決めた」(桃ノ井理子)
「オーディションやイベントなど、いろんな場所でJuice=Juiceの曲を歌っている。『Wonderful World』を歌って高評価をもらったこともある」(広瀬みのり)
「中学生の時に『地団太ダンス』にハマって踊っていた」(島崎友莉亜)

3組目は、鈴木志乃、渡辺未詩(アップアップガールズ(プロレス))、平澤芽衣(THE ORCHESTRA TOKYO)、竹本あいり(Devil ANTHEM.)というメンバーに加えて、川嶋美楓ちゃんが登場し、でか美ちゃんも参加して「Wonderful World」をパフォーマンスしました。
ここは竹本あいりちゃんと井上玲音ちゃんが友達で、一緒にステージに立つことを目標にしてきたとのこと。一緒に歌う様子も良い雰囲気でした。自分的には平澤芽衣ちゃんが推しなので、曲振りから、前半をセンターで歌う様子、大好きな段原瑠々ちゃんと一緒に歌う姿を楽しく見ていました。
⦅大好きエピソード⦆
「朝はJuice=Juiceの曲で起きているが、『Fiesta! Fiesta!』はイントロが凄いので、起きれるようになった」(平澤芽衣)
「アイドルになる前はバスガイドで、『この世界は捨てたもんじゃない』を聞きながら勉強していた」(鈴木志乃)

 

⦅19:10〜 HOT STAGE⦆

フジテレビが開催中のイベント「お台場冒険王2023」のステージとしてSUMMER SPLASHスタジアムに作られたTIFのメインステージHOT STAGE。Juice=Juiceはトリの一つ前の出演順で登場しました。
SEに続いて、1曲目は「選ばれし私達」で、疾走感のあるカッコ良いパフォーマンスでライブが始まりました(なお、私は別のステージにいたので、SE終了後に到着)。
セトリは「ロマンスの途中」から「プラトニック・プラネット」へと続きます。ハロプロのグループの中でもJuice=Juiceは、特にスキルの高さとセクシーなカッコ良さが特徴になっていること、メンバーチェンジがあっても一貫してそれは変わらないことを改めて認識させます。それにビジュアルもとても良い。あーりー、瑠々ちゃん、れいれい、えばちゃんと、この日は二つ結びや左右にリボンをつけた髪型をしているメンバーが多く、特にお団子を二つ作った工藤由愛ちゃんのヘアスタイルが可愛かったです。
最初のMCで、あーりーが川嶋美楓ちゃんを呼び込みました。客席のあちこちにピュアレッドのペンライトが灯ります。
「さっきはJuice=Juice大好きステージに参加させていただいて、今回はHOT STAGEの大きいステージでみなさんの前でパフォーマンスできるのがすごく楽しみです」と述べるみっぷる。もう一人、野外のイベント初参加となる遠藤彩加里ちゃんは「すっ……ごい暑いですね。すでに汗だくなんですけど、同期の石山咲良ちゃんの分まで、メチャメチャ頑張っていこうと思います」と決意表明しました。
「Juice=Juiceは10周年を迎えました」と紹介する井上玲音ちゃん。このステージもスペシャルライブということで、紫衣装か黒衣装のどちらがいいかTwitterでアンケートをとったところ「どっちもたくさん入れていただいたので、このステージを黒に、『大好きステージ』を紫にしました」と紹介しました。
「Juice=Juice大好きステージ」の感想を聞かれた江端妃咲ちゃん、「お昼なので、みなさんの方こそ大丈夫かなと思っていたんですけど、大丈夫でしたか?」とファンを気遣い、元気な返事が返ってくると、「この後もどんどん声を出していってくださいね」と呼びかけました。そんなえばちゃんの汗を拭いてあげる段原瑠々ちゃんの優しいお姉さんぶりも見ることができて、ほっこりしました。
MC明けは最新曲の「プライド・ブライト」から。えばちゃんがすっかり歌唱メンに成長した印象です。MC以降は全曲パフォーマンスに加わったみっぷるも堂々として、すでにメンバーとして全く違和感がありません。
今さらながら、段原瑠々ちゃんのボーカルはやっぱり凄い。明るい笑顔で楽しそうに余裕で歌っているのに声に抜群の伸びがあり、歌の表情のつけ方が素晴らしい。対照的にクールな松永里愛ちゃんの歌がまた良くて、ちょうど太陽と月のイメージでした。井上玲音ちゃんも歌の軸を作っているし、植村あかりちゃんも魅力的…、その他のメンバーも含めてみんな歌が上手い。
ステージ後半、「Fiesta! Fiesta!」で会場が一体になる熱い盛り上がりを生み出します。そこから緩急をつけるような最新曲の「FUNKY FLUSHIN'」が夏の夜にピッタリでした。そして、グルーブ感のある「KEEP ON 上昇志向!!」へと続きます。
最後のMCで「今日は一日、貴重な経験をさせていただいて、うれしいなと思います」と話すあーりー。「10周年も後半戦に入ってきましたので、要チェックでよろしくお願いします」と挨拶をして、「それではラストの曲」と告げると、観客から「えーっ!」の声。むしろ、その声を促すようにメンバーも一緒に「えーっ!」と言ったり、みんなで水を飲んだり、「終わりたくない」と言ったり…。
そんな名残を惜しむ時間を経て、最後の曲は「Magic of Love」でした。観客も一緒に「We’re Juice=Juice!」とコールしたり、入江里咲ちゃんも立ち上がって「ここだよ、りさち」コールを受けたり、瑠々ちゃんの気持ちの良いフェイクに乗せて「みんなが好きよ」「Juiceが好きよ」と歌い、「TOKYO IDOL FESTIVAL、最高だよ!」とあーりーが声をかけます。
当たり前に圧巻のパフォーマンスを見せ、そのうえで多幸感のある楽しいステージを作り上げるのは、さすがJuice=Juiceです。
水分補給を忘れないように声をかけながらステージをはけるメンバーの最後に、あーりーが「もうJuiceはいっぱい飲んだもんね」とお茶目な言葉を残してステージを後にしました。

セットリスト
SE
01.選ばれし私達
02.ロマンスの途中
03.プラトニック・プラネット
MC
04.プライド・ブライト
05.Fiesta! Fiesta!    
06.FUNKY FLUSHIN'
07.KEEP ON 上昇志向!!
MC
08.Magic of Love(J=J 2015Ver.)