いきなりですが毎朝鏡の前に立つ度に、一体自分の顔がどれが本当の顔なのか分からなくなることがあるのですよね。
顔がわからない・・どうもわからない。
まず左右の目でそれぞれ見ると、まったく違う顔がそこにあるのです。
勿論、顔の作りが変わっている訳ではありませんよ。
右目、まぁ普通今まで見てきた顔なのですが、何だか小さい、つぶれたように見える。
左目、白内障の手術のせいかも(乱視・・?)知れませんが、これが少し全体に長く見えます。面長に見えるのですよね。
で、両眼で見るとどうか、少しぼやけたようでその中間的な感じ、まぁそれが当たり前なのかも知れませんが・・・。
一体どうなってるのやらなのですが、別段それで不自由な訳ではないので放っていますが、自分でもどれが、どっちが本当の自分の顔なのかなぁ‥などとね。
結論。
自分の思っている顔はない。
多分、他人が見ている顔がそれが本当の僕の顔なんだろうとね。
以前、もっと若い頃ですが、自分のイメージというか性格のことでも同じようなこと考えたことがあります。
「オカダさんっていつも元気そうで屈託なさそうね」なんてこと、それに似たような言葉をよく言われました。
僕的にはそれは悪い気はしないものの正直あまり嬉しくはなくて、心の中で「俺ってそんなに単純じゃないぜ・・」みたいなこと、ちょこっと恨みがましく思ってました。
でもね、後々よく考えてみたら「自分が思っている自分より、他人から見た自分」その方が存外当たっているのかも知れないってことです。
そんなことも思い出し、戯言のように「顔」のこと綴ってみました。