我が家の紀州犬「那智(斑毛のメス)」も来年で10歳になります。
元気ですよ。まったく・・・。
相変わらず運動神経抜群で毎日家内の部屋で寝ていますが、家の急な階段よくまぁあんなに器用に降りるもんだと感心しています。以前いた子は同じ紀州でも、まったく降りられず手を貸してあげた覚えがありますから・・。
家の前の段々畑跡の遊び場で駆け回っているあの子達を見ていると、ふと思うのですよね、やっぱり犬との生活はいいよなぁと、漠然とですがね。
我が家には他に那智の子が二匹います。
オスのコクとメスの琥那です。この子達ももう7歳ですからね。何だか時間の経つのは早いですね。
ワンコの寿命のこと考えると後10年位(那智はもっと早いでしょうね・・)でお別れしなくてはならないのでしょうが、やっぱりそれは相当な喪失感を伴うだろうと今から覚悟しています。
特に家内はね・・。
紀州は良いですよ。家の子は特に良性でね、人間に対し唸ったり威嚇したりすることは一切ないですね。
嫌なことをされても我慢してくれてね、信頼してくれてるんだといつもありがたく感心しています。
コクはやんちゃで体格も立派(無駄な肉の無い引き締まった身体で21kgありますから・・)ですが、この子も紀州の雄にしては凄く温厚です、余程のことがない限り他の犬に吠え掛かられても知らん顔しています。
この子も一度も牙をむいたことはないですね。
琥那・・とにかく賢いですよ。家内と「影のボス」と呼んでいます(^^;
那智二世ですね。那智のようなフレンドリーさはまったくありませんけど・・・。
僕が帰ると真っ先に喜んで走ってきます。呼べばすぐに来ますしね。呼び戻しにおやつは使ってませんけどね・・・。
しかし外ではもうさっぱりでして、神経質で散歩どころかでまわりにばかり気を取られ、立ち止まっては辺りをうかがい、尻尾は常に下げて、家に近づくとようやく尻尾が元に戻るみたいな感じですね。
他の犬とのコミュニケーションなどほぼ考えられません(>_<)一度無造作に近づいてきたフレンチブルドッグを一瞬にして咥えて2m程投げ飛ばしてしまい、その子がコロコロと転がるのがおかしかったですが、そんなこと云えませんしねぇ!(^^)!
でもね、咬んではいないのですよね。咥えただけなんです、驚きましたが、まぁそんな子です。
今は琥那のこと一番野性的でそれがこの子の魅力と捉えてね、かわいがっていますよ。
孫の世話も動き回りながらそれに付きまとってね、ちゃんとしますから・・・。
家の中では那智同様、本当に人間と同じで楽な子ですよ。