「風邪の効用」という反論。 | ryojin1002のブログ

ryojin1002のブログ

ブログの説明を入力します。剣道のこと、オオカミ復活運動のこと、そして紀州犬のことやいつも行き来している大好きな京都のネタなども綴っていきます。

  今回4月からこっち少しの間に二回も風邪を引いてしまい、情けないやら、いつもの自信はどこへやらで一週間ばかり過ぎました。

やっとこさ食欲も、これはあまり関係ないのですが・・発熱、これも関係無いですね。

とにかく体調は普段と変わりなくなってきました、ただ咳だけが断続的に続いていますが不快感はありません。

  誰もが何処でも皆一様に免疫力が云々といいます。

ものの本でもネットでもそうです。

それは間違っているとは云いませんが、何故か疑問が残ります、それだけだろうか?・・と。

それは悔しいからです。いつも健康で元気なはずの僕が何でか、と云うジレンマのようなものです。

  とりわけ腹が立つのは「仕事ができる人は風邪を引かない」とか「一流の人はなぜ風邪を引かないか」とか・・それじゃよく風邪をひいてしまう俺は三流の仕事できん人間かい・・!まぁみたいなですね、なにを!っと苛立つわけです。

ネットで「よく風邪を引く人」「風邪を引きやすい人・・」とかで検索しても大体が似たり寄ったりのことで、やっぱり風邪という病気は未だに解決されていないんだということつくずく再認識されました。

  そうした中で野口晴哉(この人は明治生まれ、昭和に活躍した東洋医学者で野口整体の創始者であり、現在の整体という観念を作ったと云ってもよい、現在の整体というイメージとは少し異なるが、とにかく時の重要人物は医者に見放されるとこの人を頼ったという逸話も多い・・後はウィキペディアででも調べてくださいちょっと神がかり的な凄い人です)の「風邪の効用」という本があったのを思い出して、以前は風邪を引けばそれを引っ張り出して読みあさっていましたが、最近はすっかり忘れていました。

※今も探したけど無い・・誰かに貸したような覚えもあるが・・・まぁいいか。

と、「バカは風邪を引かない」という言葉がありますが、存外単なる戯れ言でもなさそうな面もあるようです。

要するにこれもやっぱり「免疫力」の話でした。僕としてみたら先の風邪を引かない=できる人みたいなことへのしっぺがえしの切り札としていつかこのフレーズ使ってやろうと思っていましたが、切り返せるほどのことではなくその意味は「なーんだ、やっぱり免疫かいな・・」みたいな結論でしたね。

要するに楽天的=バカと云う訳でもないでしょうが・・そんな人は至って免疫力も高いのですって(^_^;)

「だったら俺なんか典型的なタイプじゃないか・・」と、また妙な納得してしまうのですよね。

  で、更によくよくスクロールしていくとやっと出てきましたよ「風邪を引かないバカ・・」みたいな話。

野口先生の本の中に書かれてあったことです。

要するに簡単に言えば風邪を引きやすい人は外部や身体の変化に敏感な人でありそれは良いことである・・と云うことです。

一方風邪など引いたことのない人間は身体が鈍感でこういう人に限ってガンや脳溢血、心臓病などに突然やられ、どうしてなんだろうと、あんなに風邪ひとつ引かない健康体だったはずなのに・・となるケースが多いらしいです。

実際のデータでもガンや脳溢血などになった人の病歴を辿っていくと大半は風邪など引いたことがない・・そういう人らしいですよ(>_<)

  と云うことで、そうだろうなぁ・・やっぱりなぁなどと何だか「ほら見たか!」みたいな感じで溜飲を下げている僕です。

仕事ができる人や一流の人は忙しくて自分の身体と会話もできていないのでしょうね。

検査や予防にはこまめなようですが・・(^_^;)

これ僕の意見です。

  と云うことで、風邪引いてばかりいる(実際はそんな事はないですよ、まぁ年に二回くらいかなぁ大小合わせてですね・・)などとまわりに云われ、更には誰とは云いませんが「見かけ倒しなのよね」」みたいな暴言などを吐かれて忸怩たる思いの僕の反撃のブログでした。

※参考までに「人間の探究」 野口晴哉著(全生社)

この本、生きていく上での財産になります。ぱらぱらとしか見ませんがそれも滅多に・・でもその都度発見というか、人間そのものの存在や身体というもの意義や健康と云うことの価値などに見直し感ありますね。