ここまでのヘッドフォン関連のブログはコチラから↓ 

ヘッドフォンの話 その1 導入編
ヘッドフォンの話 その2 K-popスターのヘッドフォン
ヘッドフォンの話 その3 ふぁっ休の苦悩
ヘッドフォンの話 その4 ついに購入♪
ヘッドフォンの話 その5 交換ケーブル購入への道。
ヘッドフォンの話 その6 ポタアン購入への道
ヘッドフォンの話 その7 ポタアンの使い方
ヘッドフォンの話 その8 Dockケーブル自作
ヘッドフォンの話 その8.5 Monster Diamond Tears Edge
ヘッドフォンの話 その9 K-POPアイドルとBeats Studio
ヘッドフォンの話 その9.5 Monster Diamond Tears Edge レビュー
ヘッドフォンの話 その10 Beats Studio編
ヘッドフォンの話 その11 beats風ヘッドフォン?!
ヘッドフォンの話 その12 パーフェクト・エージング
ヘッドフォンの話 その13 SOUL by Ludacris SL100PP
ヘッドフォンの話 その14 収納編
ヘッドフォンの話 その15 真面目な話
ヘッドフォンの話 その16 ケーブル編
ヘッドフォンの話 その17 BOSE QC15
ヘッドフォンの話 その18 Beats Studio スペシャルカラー
ヘッドフォンの話 その19 リケーブル用純銀線
ヘッドフォンの話 その20 純銀線のリケーブル1
ヘッドフォンの話 その21 純銀線のリケーブル2
ヘッドフォンの話 その22 純銀線のリケーブル3
ヘッドフォンの話 その23 ミュージックイヤマフ Bluetooth キャメル
ヘッドフォンの話 その24 Cresyn C515H
ヘッドフォンの話 その25 B1A4のジニョン編
ヘッドフォンの話 その26 Cresyn C300H
ヘッドフォンの話 その27 Beats by Dr.DRE Solo?
ヘッドフォンの話 その28 Beats Pro(ニュータイプ専用)
ヘッドフォンの話 その29 ウッドハウジングイヤフォン
ヘッドフォンの話 その30 Dual ドライバー搭載イヤフォン
ヘッドフォンの話 その31 アルミハウジングイヤフォン
ヘッドフォンの話 その32 テヨンのヘッドフォン
ヘッドフォンの話 その33 テヨンのヘッドフォン2
ヘッドフォンの話 その34 イヤフォン注文しました♪
ヘッドフォンの話 その35 モンスターDNA
ヘッドフォンの話 その36 カスタムIEMへの道 導入編
ヘッドフォンの話 その37 Atomic Floyd SuperDarts + Remote
ヘッドフォンの話 その38 UE100
ヘッドフォンの話 その39 インプレッション編
ヘッドフォンの話 その40 Monster Beats OE Studio
ヘッドフォンの話 その41 アルミハウジングイヤフォン・レビュー
ヘッドフォンの話 その42 ウッドハウジングイヤフォン・レビュー


確か3/12日だったでしょうか、

2月の16日あたりに注文して3週間ちょっと、

随分待たせれて待ちくたびれるとはまさにこのことでしたが

ようやく届いた須山補聴器さんで作った自分用のカスタムイヤーモニター

専用の段ボールでやってきました。

ふぁっ休さんの煩悩祭

開けてみた♪

ふぁっ休さんの煩悩祭

保証証の下にケースが入ってましたb。

ふぁっ休さんの煩悩祭

専用ケースでかなり耐久性がありそうです。

僕の名前までケースに入れてくれています。

このあたりはやはりお値段がするので所有観を満たしてくれる気配りですね。

ふぁっ休さんの煩悩祭

ふたを開けてみた。

フタの裏には取説

ふぁっ休さんの煩悩祭

グレーのポーチを取り出して見ると、

下には筐体を掃除する為のブラシが入ってた。

ふぁっ休さんの煩悩祭

そしていよいよ本体に、、、、

通気性の良さそうなソフトポーチの中に入ってました。

ふぁっ休さんの煩悩祭

プラグのメッキに錆び防止なのか注意書きが巻き付けてありました。

ふぁっ休さんの煩悩祭

ケーブルの分岐部分に取り付けられていたクリップ。

簡単に取り外しが可能な構造で、服に取り付けられるクリップとは別に

ケーブルを止める一の調節が出来る機能もついてて、これは

部品として別売してくれれば持ってる全てのイヤホンにつけたい一品。

ふぁっ休さんの煩悩祭

左が青、右が赤。

音の出口にはイヤーチップは着きません。

3ウェイの穴から直接鼓膜に届きます。

筐体には名前が入っています。

この名前は自分でお好みの言葉をアルファベットで入れることが出来ます。

ふぁっ休さんの煩悩祭

写真で何となく写ってるので筐体からドライバーがスケて見えていると思いますが、

このモデルのスピーカー構成は

バランスド アマチュアドライバーのみの構成で

3Way / 3Unit / 5Driver

Low-2 / Low・Mid-2 / High-1

となってます。(銀色の四角いBAドライバーが透明のの筐体の中に

見えます)

ふぁっ休さんの煩悩祭

プラグはオヤイデさんのストレートかな??

金メッキです。

ふぁっ休さんの煩悩祭

ものすごい大きな筐体ですが、

事前に須山補聴器さんで自分の耳の中の方をサンプリングしているので

ビックリするぐらい耳にフィットしました。

ふぁっ休さんの煩悩祭

右耳と左耳で形が違ってて、両方とも型を取るので当然両耳ともフィットします。

耳に入れてしまうと、むしろ市販のイヤホンよりも出っ張る部分が少なく、

ほどフラットな状態になります。

ふぁっ休さんの煩悩祭


で、肝心の音ですが

eイヤフォンさんや、フジやエービックさんに置いてある試聴機

で聴く音とはかなり変ります。試聴機は一般的な耳の形に配慮した汎用モデルに

イヤーチップを装着しての試聴なのでそもそも耳に収まったときのフィット具合が

圧倒的に違うからです。耳穴から外側に向けての隙間が全く無くなるので

音が完全に外に抜けなくなることでオープンエアタイプのヘッドフォンに

あるようなエアー感は全く無くなります。

この点が一番予想していたよりもはるかに変化があった所です。

結果として僕の購入したMH335DWの試聴機は耳が痛い程の高音域の

派手さがありますが、それがほとんど無くなり、かなりミドルとロー寄り

の音になります。これからカスタムIEMの購入を検討される方は

自分の好みの高音域の出かたを試聴機で選ぶと完成品のそれは

かなり物足りない感じになると思います。

そして、音量は当然ですが、試聴機以上の音圧となります。

密閉された状態でドライバーが空気を押しますが、耳の外側に逃げる隙間がないので

押された空気は完璧に鼓膜をゆらします。

試聴機の時点でMH335DWは相当の音圧を感じていましたが、

それがより一層強力になりました。

もともとミドルが強い印象ですが、

密閉度が上がることで低音の太さと輪郭が増加する印象です。

当然ミドルの音圧もあがっているので一番前に出てくるのは

試聴機同様にミドルです。

これまで市販のイヤフォンやヘッドフォンはどれもipodのヴォリュームを

常に全開で聴いていたふぁっ休ですが、このMH335DWはあまりの能率の高さに

ヴォリュームを全開では聴けません。

ヴォリューム8からものすごく音量が上がるのでそこから上は

鼓膜の危険を感じます。市販品ではぶっちぎりの能率を誇っている

ゼンハイザーのIE800ですらこのMH335DWの後に聞くと物足りなく感じるのです。

という訳で、音量、音圧共に申し分ないです。

音の質もほぼ完璧と言っていいと思います。

あくまでもモニター用ですので

(リスニング用の音造りという意味では味気ない部分があるかと思います)

ドライバーと鼓膜の間にある空気の距離がほとんどないのが

このカスタムIEMの特徴なので、

ドライバーから発せられた空気振動(音)がいろんな部分に反射して発生する間接音が全く無い

まま、レコーディング時に記録された音楽の信号のみが鼓膜に届いている感じです。

けっかとして非常に解像度が高く、分離が良いです。

そして副産物ですが、密閉度が上がることで、当然外部からの遮音性も

ビックリするくらい高く、市販の耳栓が不良品に感じるレベルです。

電車の中での車内放送もやっと微かに聞こえると言ったレベルです。

能率の高いイヤフォンやヘッドフォンはipodのヴォリュームをゼロにしても

微かに音楽が聴こえますが、このMH335DWもかなりの音量で聴こえるので、

電車内ではヴォリュームゼロの音量でも車内放送が気にならずに音楽が楽しめる程です。

という訳で、最近はずっとこれを使って通勤しています。

たまにダイナミック型のドライバーのイヤフォンを聞くと、そのウォームさに

感動したりしますが、なんといっても装着時のフィット感、安定性が

楽で、首を振っても歩いていても、何をしても全くずれずに

音が変化せずに聞けるのがとてもストレスフリーで良いです。

デメリットは誰かに話しかけられても全く聴こえないので

イヤフォンを外さなければ会話にならないのですが、

イヤフォンを一度はめるとかなりとりにくいこと。耳の奥まで

ズボッっと収まるのでかなり苦労します。

最後になりますが、絶対音量を求めるなら須山補聴器のfitear

音量よりも低音のバランスをより求めたい方はJH AUDIOの16Proもオススメです。

須山ほどの音量はありませんが、Low用のドライバーが片方に4機も積んでいるので

さすがに低音がしっかりと出ています。


とうわけで

しばらくはこの補聴器で音楽を楽しむことになりそうです♪












あんニョーン。


$ふぁっ休さんの煩悩祭