なぜだか最近妙に忙しい第6回。
本来はAlignPlanesMFDの解説の予定でしたが、執筆途中で構成の変更を思いつきました。
予定ではとりあえず全部の計器の見方を知ってもらってから、具体的な飛行にそって使い方を解説するつもりでしたが、このブログを探して辿り着いたということは、もうとにかく
飛びたいですよね?
私もそうでした。ええ、全然飛べませんでしたけど。
というわけで、計器解説→計器の使用法、という流れで書いていこうかと思います。
少しだけでも自分でできる部分があるとそれだけでもう面白いですよね。
今回はOrbitMFDによる高度の変更方法です。
これからやるMFDたちの中で一番簡単かも。
<OrbitMFDによる軌道高度の変更>
軌道変更には、前回説明した数値やら図形やらをフルに使うので、前回を見直しておいてくださいね。
高度変更では進行方向またはその逆にエンジンを噴射します。遠心力によって高度が変化するわけですね。
噴射は軌道上の最低点、もしくは最高点で行います。
そして高度変更で一番大事なイメージ、それは「現在地の反対側の高度が変わる」ということです。
実際に見たほうがわかりやすいと思います。
これは最低点で加速したときの図です。
自分の今いる場所の高度は変わらず、反対側の高度が上がりました。
これが先ほどのイメージです。進行方向かその逆にしか噴射しないので、当たり前といえば当たり前ですが。
特に意識しなくても、一回ふーんと思えば慣れるので大丈夫です。
最低点(Pe)の高度を変えたいときは最高点(Ap)、最高点(Ap)の高度を変えたいときは最低点(Pe)で噴射するわけですね。
<目標高度にしてみる>
では実際に適当な高度に合わせてみましょう。
今回は最低高度200.0k、最高高度500.0kにしてみることにします。
なお、今回は作業中の項目を赤枠、完了した項目を青枠で囲んでみました。
まずは最低高度から合わせてみましょう。
最低高度(PeA)を調整するには、最高点(Ap)で噴射ですね。
まずはApTを見てください。これは最高点までの時間です。
噴射の準備をするため、とりあえずApT=100ぐらいまで早送りで待ちます。
以前にも書いたと思いますが、早送りをするときは必ずオートパイロットをすべて切ってください。
PCの性能によって、オートパイロットを使用中(移動が終わって保っている状態を含む)に早い早送りをすると機体が暴走することがあるからです。
私の環境では100x以上にすると機体が高速回転します(汗)。
ApTが100を切りました。噴射の準備を始めます。
次にPeAを見ます。目標高度は200.0k、少し足りませんね。
高度を上げるには加速、つまりProに噴射します。
コックピット右、オートパイロットのProGradeをクリックして、機首を機体進行方向へ向けます。ApT=30までには移動が終わると思います。
ApTが0になったら噴射を開始します。結構大きく変動するので少しだけスロットルを上げます。
ApTの値は1週した後もう一度ここに来るまでの値になりました。
PeAが200に近づいたらエンジンを切ります(Num*、もしくはスロットルをマウスでドラッグ)。
最後にRCSModeをNum/キーでLINに切り替えて微調整を行います。
Num6で微前進、Num9で微後進です。Ctrlキーを押しながらだとより細かい操作ができます。
コツは押しっぱなしではなく断続的に押すようにすることです。
ぴったり200.0kに合わせれば完了です。
ApAも同じ手順で行います。簡単にまとめました。
1.PeT=100まで早送り(必ずオートパイロットを切ること!)。
2.ApAは目標高度より大きいので減速が必要。RetroGradeを押して進行方向逆に機首を向ける。
3.PeT=0で噴射開始。スロットルを少し上げる。
4.ApAが目標高度に近づいたらエンジンを切る(Num*)。
5.RCSModeがLINになってるのを確認して(Num/で切替)、Num6とNum9で微加速/微減速。今は進行方向と逆を向いていることも考慮しましょう。
6.ぴったり500.0kに微調整。
これで完了です。
ちなみに、噴射の具合によってはPe点とAp点が逆転したり、大気圏で焼かれたりします。
いろいろ試してみると面白いかもしれませんね。
さて、高度調整はどうだったでしょうか。意外と簡単だったのではないでしょうか。
自分で考えるというよりは、計器にしたがって作業するので、そんなに難しくはないのです。この先もそうです。
この作業、おそらくフライト毎に使うと思います。早いうちに慣れておきましょう。
次回はAlignPlanesMFDを扱う予定です。接近したい衛星の軌道にのることができるようになります。