塗装済みボディは自分で色塗りします。ポリカーボネート用のスプレーか塗料で塗ることになりますが、ここではスプレー塗りの手順とコツを紹介します。
①缶スプレーを温める
お湯につけます。スプレーの出がよくなります。熱湯よりは温かい程度のお湯が良さそうです。温める間に次の工程を準備しましょう。私は先に②ボディ洗浄③マスキングをしています。
②ボディを洗う
中性洗剤で汚れや油分をしっかり落とし、水分を拭き取ります。凹凸があるので、拭き取りをおこなったあとは少し時間をおきましょう。スポンジなどを使う場合は、柔らかいものを使います。
③マスキングテープを貼る
慎重にかつ丁寧に一つ一つします。シワや気泡が入ると後で作業が増えるので、塗料が入らないように。綿棒などを使うのも効果的です。
④スプレーする
1回目はとにかくムラができないように、薄く膜をつくるイメージで。慌てない。しっかり乾燥させてから数回に分けて塗り重ねていく。
⑤裏打ちをする
好みで良いのですが、明るい色の場合はホワイトやシルバーで、暗い色の場合はブラックで上から重ねると色が安定します。どんな色がいいかは切り抜いて余った部分で試してみてください。
⑥保護フィルムを剥がしてステッカーを貼る
指紋や汚れがつかないように、台紙を少し剥がして位置を決め、少しずつ貼っていくと上手く貼れます。しっかり貼っていないと、そこにタイヤカスなどが付き、汚くなりますので注意。
⑦ボディポストの穴を開ける
これはどのタイミングでもいいと思います。専用工具も販売されているので、正しいサイズの穴を開けましょう。
⑧調整カット
ボディをマシンに乗せてみて、タイヤなどに当たりそうな部分は切り落とします。特に前輪タイヤはステアリングを切ったときを確認しましょう。
⑨補強
クラッシュなどで割れそうな部分を先にグラステープなどで補強しておくといいでしょう。少し重くなりますが、初心者には大事です。ただ、レースに使う場合は先に確認しておきましょう。