おかげさまで~私のお仕事体験記~

おかげさまで~私のお仕事体験記~

正社員、契約社員、派遣社員として働いて20年近くになる私、Ryohが今までに職場で出会ったおもしろい人たちとエピソードを記録していきます。

この話は事実に基づくフィクションです。

名称や人物名などは架空のものですが、エピソードは事実です(笑)

はじめに

私は高校を卒業して以来、正社員・派遣社員として働き、社会人生活は20年近くになる。
私が配属される会社はいつも強烈な人物に出会うことが多いので、いつかはこのことを公にしてみたいと思っていたが、なかなか機会がなかった。
先日、友達に私の体験を話すと、めったにお目にかかれないような人たちに出会っているということが判明したこと、また、現在働いている場所以外は年月も経ているので、もう時効だ、と思い、ブログに載せる決心をした(ってそんなに大それたものではないが)。
子供の頃から本を読むのが好きな文系の私ではあるが、文章力は自信がないので、どこまでリアルに再現できるかはわからないが、思い出しながら、書いていきたいと思う。

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やっと更新できる。


九年近く、某QN会社の開発の技術援助の仕事をしていた。

会社の体制が変わって契約更新が無くなり、現在、別の会社の契約社員となり、某P社に派遣されている。

ということで、某QN社の面白い人たちについて書いていこうと思う。


まずは、タイトルどおり、である。

初めて入ったときに驚いたのは、挨拶をしない人たちだということちだった。

席で仕事を頼まれ、さっきまで笑って話していたのに、廊下や給湯場で会うと無視されるドクロ

最初、私は嫌われているのか叫び、と思った。

が、どうも違うらしい。

私の歓迎会のとき、別の会社から出向で来ている男性がこう言った。

「ryohさん、この会社の人、飲み会ではこんなにフレンドリーだけど、会社では別人なんですよ。この差に驚かないでくださいね。」

なるほど。。。

そういう風潮なのか。

それを知ってからはスルーできるようになった。(社会人としてどうかとは思うが)

でも彼らはその分、裏表がなくて付き合いやすかった(‐^▽^‐)
自分の専門分野になると、とても詳しく教えてくれて、助かることも多かった。
基本的に純粋な人たちだったのだと思う。


でもとても個性が伸び放題で、面白い人たちがたくさんいたニコニコ

以降はそういう人を取り上げて書いていくことにする。


今回の記事は少しまじめな内容になりそうだ。

九年近く派遣されていた会社との契約が終わった

派遣先会社の体制が変わり、私は技術補助だったのだが、それができなくなったとのこと。
二年前に私の所属するグループが移動した時に、上司から、もしかしたら、私のポジションは無くなるかもしれないから、ここ(派遣先)より条件のいいところがあれば、そこに就職したほうがいい、ということを言われていた。
さらには、移動してから仕事も激減していた。

それを聞いたとき正直迷った。

長くいるとその職場にいる人たちとは家族、とは言わないにしても、ずっと一緒に居るような錯覚をしてしまうのである。

仕事自体も私が目指していたものだったので離れがたかった。
派遣の営業担当に相談すると、
「まだ決まったわけじゃないから、終了するまではいたほうがいいですよ。他の仕事を紹介しても今の時給は出せないし(最初に比べるとかなり時給は上がっていた)。正社員を探すのも、僕は止めません。Ryohさんが好きな道を選ぶのがいいと思うので、応援しますよ。」
と好意的な返事。
とりあえず、毎週無料で入手できる求人雑誌を取り寄せ仕事を探しつつ、じっと様子を見ることにした

が、それはやってきた。

八月の長期休暇の二日前のことである。私は上司から呼ばれた。それでピンと来た。

「とてもいいにくいことなんだけど。」

上司が前置きしたので、私の勘が当たったとわかった。

上司:九月末で契約が終わるよね。体制が変わって、更新できなくなったよ

Ryoh:そんな感じしてました。

上司:前から言うように言われていたんだけどね。いい難くて…

Ryoh:気にせずに早く言って下さいよ。私も以前、言われてから、覚悟はしていたんですが、中々去りがたかったので、居座ってしまいました。逆に今回言っていただいて吹っ切れました。ありがとうございました。

お世話になりました。


こういう会話をした。お世話になりました、といいつつ目がうるみそうだったが、なんとか堪えた。

席に戻ってから、気持ちの切り替えをするために、机の整理をはじめ、しばらく使わないようなものは少しずつ家に持って帰ることにし、タイムシートも先々月分まではすべてシュレッダーにかけた。

たいした能力なく、OJTのように私の仕事を見守ってくれていた周りの人にはとても感謝をしている。


さて、次の仕事を探さなくては…
とりあえず、派遣の営業さんに状況を話し、次の仕事を私自身も探すが、会社からも何かあれば、紹介して欲しいと頼んだ。

私は実家ではあるが、父は年金生活なので、生活費は私が担っているのである。

なので、働かない時期というのがあっては決してならない

とにかく十月から働ける場所をすぐに見つける必要がある。
職場探し頑張らねば、と気合を入れた。


ということで、次回から、九年近く働いた会社で出会った、面白い人たちをご紹介できるだろうニコニコ

やっと更新できそうだ。

というのも、就職活動なんぞをやってみたりしているのである。

理由と結果はまた後日

こんなにいろいろな職場で働いているので、履歴書書くのが本当に大変叫び

履歴書用紙では入りきれないので、必ず職務経歴書をつけないと、ただの職を転々とした人になってしまう…あせる

履歴書を書くのは間違ってはいけないから、本当に緊張する。

高校生のときに就職活動をしたときは、先生から、

「えんぴつ書きした上から水性ボールペンもしくは、黒の万年筆で書くように。書いたら、消しゴムで鉛筆のあとを消すように。」

と指導があったのだが、消しゴムで消すと、インクが少し薄くなるのである
それが嫌いな私は、下書きせずに書くのだが、そうすると間違いができる。。。
それも最後の一文字とか、ひとはらいで間違うと、ものすごくへこむ。
私の今までの努力はナンだったんだー!!!!自分の馬鹿!!!むっしょぼん


と自分に対して怒りがこみ上げてくるのである。

ま、近頃は職務経歴書はWordで打つのでそこまでないが、履歴書は本当に苦手である。
どなたか、履歴書を間違わないいい方法を教示して頂きたいものだ。




気がつけば八ヶ月も更新していないあせる
ということは、まだ今の会社を脱出はしていないと言うことである。

いつ更新契約が終了するのかわからず、ドキドキしている毎日だが。

今の会社は本当に個性的な人がそろっている。


辞めた人がいるので、その話を書こう。

数ヶ月一緒にお昼ご飯を食べた、Aさん。2年、アメリカの短大に行って戻ってきた人。

野菜、肉、魚が食べられない、と言って、毎日おにぎりだけを持ってきてそれだけを食べていた。叫び

食べられないものが多いから食堂で食べるものがなかった。
肉を食べないせいか、ものすごく痩せていた。

彼女は本当にアメリカでの生活が好きだったらしく、毎日アメリカの話をしてくれた。

私はアメリカに行ったことがないので、楽しかったが、同時に、日本の悪口ばかりを言っていたガーン

日本の悪口を聞くのは、日本人の私としてはだんだんイヤになり、聞きながら心の中で、
そんなに日本が嫌いなら、とっととアメリカへ行け!プンプン

と思ったものだった(性格悪い、私)

結局、彼女は上司と合わなくなって、会社を辞めたらしい。

今は、アメリカにいるのかな?


私が最後に正社員で勤めたCR社は、倒産した、と以前勤めていたKさんから聞いた。

その人は独立して仕事をしているらしいが、今の方が断然給料もいいそうだ。

良かったねー、Kさん。

Kさんとは去年の夏、町でばったりあったので、連絡先を交換した。
元気そうで良かったニコニコ Kさん

Kさんは、今度社長を含めて皆で会おうと言ったが、私はKさん以外、社長にも後輩にもあんまり会いたくなかったので、適当に言葉を濁した。
もうそうっとしておいて欲しいと思った私だった。

(あ、後輩と言えば、、、不倫をしていた後輩がいたことを思い出した。そのことはまた後日書く予定である)

CR社に勤めている際、社長のご両親が経営されている宝石の小売店へお手伝いに行かされたことがあった。

ちょうどクリスマス前の天皇誕生日のお休みの日だった。

会社から社長のご両親のお店は新幹線で行くほどの距離で、朝早めに起きて夕方はいつもより一時間長く働いた

しかし、残業手当も休日出勤手当てもなかったカゼ

それは、いいとして(いいのか?)、そこの商品の売り方が私はあまり好きではなかった。
お客さんがこられていない暇な時間にロールプレイイングで接客の練習をするのだが、丁寧な言葉を使ったらしかられるのである叫び叫び

たとえば、

「今日はどちらからおみえですか?」

とか、

「何をお探しですか?」

などと言ってはいけないのである。

「どこからきたと?」

または、

「何探しようと?」

タメで話しかけて、その人が買うまで離さない、という態度をとらねばならないと説教されるのである。

私自身としては、シツコクされたり、知らない人から馴れ馴れしく話しかけられるのがいやなので、しなかった。

そしたら次回から呼ばれなくなった(笑)

営業マンが言うには、この会社を含むある宝石小売ネットワークでの研修では、馴れ馴れしくしろ、というのが基本だそうで、お客さんに後ろから両肩に手を置いて接客したりするそうで。。。あせる

私がお客さんだったら絶対に買いたくないお店だ(失礼)。


私の仲良しさんは社長の友達の同じ業者さんの開店したお店の手伝いに県外まで借り出され、手当てもなく働いたそうである。

その後、ある社員がこの休日出勤や残業手当を出さない会社を労働基準局に通報して、警告されたらしい。

そして、そのお店は閉鎖され(たぶん、売り上げなどでだと思う)、私がやめた後、CR社も倒産・解散とあいなったのである。


社員を大事にすることを社長が学んでくれたらいいのになぁ。と余計なお世話だが思ってしまう今日この頃であった。