撮り溜めた写真と被写界深度にまつわるお話し | 新・ryoeyo-PHOTO

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銘レンズから迷レンズまで。
撮影記録の自画自賛
謎のレンズを追ってどこまでも・・・

気が付いたら前回のブログから1ヶ月以上空いてしまいました。。。
空白の1ヶ月は一眼レフばかり使ってたので、ネタがなかったのです。

でも8月も何枚かは撮りました。 まずはSUPER TAKUMAR 35mm F3.5でひまわり




ちょっと色が濃い目ですが真夏の強烈な日差しとひまわりの黄色ではそれもまた味わい深いのではないでしょうか(自分で言うな)

9月ここからが本題
8月中旬にとあるカメラ店でジャンクのレンズを買いました。
そこの店主と雑談をしている中で『ピントとは何だ?』
『パンフォーカスはどこにピントを合わせるのか』という話題になり、気が付けば2時間以上お店のカウンターで講義を受けてました。
でその後一ヶ月掛かり、ようやく自分の言葉で説明できるようになりました。
講義の内容を要約すると


ピント
ピントとは焦点、つまり点である

被写界深度 
ピント合わせた被写体(点)の手前と奥のピントが合っているように見える範囲 

過焦点距離 
ピントを合わせた被写体(点)から奥(後ろ側)が無限にピントが合っている撮影距離の事 

パンフォーカス 
近距離から遠距離までピントを合わせる撮影方法 

広角レンズは被写界深度(ピントが合って見える距離)が深い(多い) 
望遠レンズは被写界深度(ピントが合って見える距離)が浅い/薄い(少ない)

この講義で分かったことはパンフォーカスのピントは下1/3に合わせるのではないと言う事。
パンフォーカスでもピントの位置は撮影者の意図した表現したい位置に合わせ、そこからパンフォーカスにするために絞りとシャッター速度を計算して割り出すのが正しいと言うことです(デジタルならISO感度も)
これはパンフォーカスに限ったことでなく、構図の作り方や適度な暈しなどにも当てはまることです。

勉強した写真がこちら↓


MINOLTA MC W.ROKKOR 28mm f/3.5


MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm f/1.8


MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm f/1.7  +  MC+4

上からパンフォーカス、適度な暈し、狭い被写界深度です

少しは変わったかしら???