暖炉の前で少しだけ暖まってからでも、 | 黄昏から夜明けまで

黄昏から夜明けまで

いいことも悪いことも忘れたくないので、ここに記しておこうと思います。






もうそろそろクリスマスだね。



このブログを書き始めてもう一年くらいになるんだ。


何か変わりたくて、過程を忘れないように書き始めたんだっけ。


いや、そんなカッコつけた理由じゃないな。
純粋に自分の考えてること(自撮りを貼りたい)場所が欲しかったからだ。




と言うわけで、1番最初に書いた通り、わりと世間はクリスマスムード。


バイト先でも有線から流れるのは往年のクリスマスヒットソングばかり。


そして、こんなものを見つけた。



photo:01




駄菓子がたくさん入ってる、サンタさんの靴みたいなやつ。


これには少し変わった思いでがあって、

俺が小学3年くらいだった時かな。
角刈りでデブだったころね、ってオイ!!!!




なんかよくわかんないけど、俺すごいこれが欲しくて。



周りのみんながアドバンスとかキューブをねだってるなか、俺はオカンにこれが欲しいってサンタに伝えて!

って言った覚えがある。


それを聞いたオカンは、ん?もう少し高いものでもいいのよ?って言った。



今となってはおかしな話だけど、俺はそれでいいって言った。



そしたらちゃんと25日の朝にはこれ2つと、俺に似た父親の汚い字で書かれた手紙が添えてあった。


そんな高くないから、二つ買ってやろうって感じのウチの母親らしい謎の発想。



でもすごく嬉しかった記憶がある。



その後ひとしきりオバンとおじいちゃんに自慢して、丁寧にお菓子を取り出して、確か履いた。




座って二足を足に収め、すごく昔に買って貰ったミッキーの大っきな手袋みたいなやつを手に付けて、軽快に歩き出そうとしたら、足元から凄く嫌な音がした。


ブチッ…


あの日一番輝いていた赤いブーツは音を立てて壊れた。



小学校中学年、デブだった俺の体重をおもちゃのブーツが支えることは不可能だったのだ。



底の抜けた赤いブーツを見て、俺は泣いた。すごい泣いた。




猫のミーちゃんが死んだ時くらい泣いたと思う。



…という少しだけ悲しいことを思い出した。



今もあの赤いブーツになんの魅力があったかなんてわかんないけど、今でもアレを見つけると少しだけ懐かしい気分になる。多分今後もずっと。






今年の25日の朝にも、枕元には何も置かれてはいないだろう。



でも、記憶として今年も僕の心にはそっと置かれている筈だ。



大切な人がくれた思い出と言葉は心の隅っこで、まだ封が切られていないままで、大切にとっておこう。







悲観的に過去を振り返らなくなったよ、少しだけ大人になれたのかもしれない。



まだ一年は終わってないけど、ほーんの少しだけ、何か変わった。すごく大事なものが。






そんな、何時にも増して寒い夜が、また今日も明けて行く。









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