等質な二度目 -29ページ目

等質な二度目

最短距離がベストじゃない。目指すは安住の地
there is no reason when we think about friends    by k.yokoyama

大友克洋と河村康輔のコラボレーション展。

GENNGA展のときほどの衝撃はないけど、まぁまぁこれもアリかなと。

ちょっとした息抜きでした。

なでしこアジアカップ優勝。

シビレル試合ばかりで、さすがはなでしこ。

常に結果を出してくれるチーム。

ピンポイントのキックの精度、アイディア、スタミナ、どれをとっても超一流。

男子と試合しても勝つと思うな。

レベルが違うもんね。

おめでとうございます。


集団的ナンチャラやグレーゾーンやら、響きのない言葉でゴリ押ししていくアンタら。

そんなに戦争したいなら、お前らが戦場へ行け。

私関係ございませんってツラでインタビューに応じる姿勢に腹が立つ。

(ついでに言うと、私的な面でも、私関係ございませんってツラで意見だけは言う奴は大嫌い!)

質問するメディアの連中にも腹が立つんですよね。

ただ政局を追ってるだけじゃん。

「武力介入するってことは、人が人を殺すんですよね?」

っていう根源的な質問が何故できないの?


天王洲アイルにて。

三谷幸喜最新作。

優香、頑張りました。

物語の主題である、自分の殻を破ることを見事に打ち破ってくれました。

最初は、そんなに笑えなかったんですが、シーンを繰り返すことで、お約束が出来て雪だるま式に笑いを誘ってくれます。

音楽もそれを手伝っていました。

一つの笑いの要素を、いちいち説明しないで後に持ってきて、前のくだりが分かったり。

ちょっと手法が映画的なのかなとも思ったり。

まぁ、映画的というか映像的かな。

どこまでもハチャメチャな笑いの連続なのに、そこに三谷さんの冷静な演出が光りました。

イイ身分ですね~。

実際に人を殺すのは他人任せ。

というか、これからの社会を担っていく若年層に丸投げですから。

絶対に戦争を起こさない?

何の根拠でそんな事言えるのか、甚だ疑問。

武力で助けるなんて。

これで立派なテロの標的国になってしまいます。



いつも思うんです。

人間関係が上手くいかなくて、相手との関係が少しこじれたとします。

そうすると相手に腹が立ってくる。

頭の中でモヤモヤして、腹が煮えたぎっている。

この感情をどうすればいいか。

どこにぶつけようか。

結局、呑み込んでしまう。

しかし怒りが完全に解消したわけではない。

自分の中で納得させるには、消化させるには自分自身を正当化しなきゃならない。

そうすると相手を否定するのではなく、相手を形成している、あるいは属している環境などの全体像を否定していく。

例えばそれが男だったり女だったり、生まれた年代だったり、育った環境だったり、人種だったり、出身地だったり。

これって差別の芽生えですよね?

自分もこういう思考になってしまう時があります。

反省すべき点だと思っています。

ですから自分は、相手そのものを憎みます。

もう一つ。

相手より優位に立つことで自分を満たす。

少数派を否定する。

少数派のことを何も知らないで。

確たる理由もなく、自分たちとは”異”であるというだけで。

こういう差別は最低。

なにがそんなにあなたが優位なの?

あなた方だって、たいした存在でもないんですよ。

何が優れているのか具体的に説明できますか?

違う側面では、あなた方だって”異”であり、差別の対象になっているんですよ。

二つの差別は、表裏一体となっているんですよね。

差別はなくならない。

だからってしていいわけじゃないし。

自責も込めてなお、怒れるところです。





久しぶりのライブ。

しかもPE’Z。

小さいライブハウスでかなりの熱気。

演奏している所がほぼ見えないのは残念でした。

航さんの相撲ネタ、笑えましたよ。

どんだけ好きなんだ。

ライブ後半は大盛り上がり。

JUMPUP!


恵比寿にて。

ロバート・キャパの写真展。

王道中の王道なのでハズレるはずがないです。

写真の切り取り方がいいですね。

戦時下なのに、どこか少し陽気で。

反対に臨場感あふれる瞬間だったり。

改めて思ったのは、第二次世界大戦っていいますけど、ホント世界各地で戦争してたんですね。

欧米列強の植民地も戦場になっていたんだね。

大小に関わらず、戦争ってのはなくならないんでしょうね。

勝ち負けの如何によっては、その後の価値観や社会がガラリと変わってしまう。

それってかなりコワイです。

一番印象的だった写真で、ナチスに協力したフランス人の女性が、ナチスが負けてしまったため、髪の毛を剃られ、皆に嘲笑されていた写真がありました。

ゾッとしました。

チケットありがと!



某大学の教科書。

ソローキンに骨抜きにされて、ついついロシア文学の概要を知りたくなった次第です。

いや、ロシア文学は面白いです。

特に革命直後からの文学界は、成熟度が一気に増していきます。

貴族社会の没落を背景にした作品や、宗教的色彩が濃いものだったり、多岐にわたります。

そして大戦末期のスターリン時代の文学界の弾圧を経て、これまたソ連時代の弾圧と、抑圧されながらも、または抑圧されたがためなのか、傑作ぞろいの作品ばかりです。

しかしペレストロイカ以降まで、ロシア国内では出版が許されなかったものも多数ありました。

これを読んでいて、ロシア文学は、作品の一つの要素として、メタファーが作品の出来を図る上で重要な役割を担っているようです。

そして近代から現代にかけてのSF作品の台頭が、個人的はうれしいです。

SFというと、ryodanは映像から入っていったので、どうしてもアメリカというイメージが強かったのですが、いやいや、タルコフスキーなんて名前を知った頃から、ロシアSFはすごいんだと気付いちゃいました。

この本の中にも、面白そうな作品を見つけてしまいました。

しかし読み始めて半年もかかってしまった。(笑)

そんなに難しくもないし、分厚い本でもないんですよ。

なんだかんだ忙しくなってしまいましたから。


痛車もどきのワゴンカーに乗って、悦に入っている首相。

若年層の右傾化が懸念されている昨今。

いろいろ情報を集めてみると、事の発端は、どうやらある漫画に影響されていったらしいですね。

そもそも右傾化への論理と排斥主義をはき違えているようです。

しかもこの盛り上がりは、ただのお祭り感覚なんですよね。

騒いでいる若者が、銃を手に手を取って敵国を殺すことはないんです。

その辺が若者らしい、軟弱な精神性なんですよね。

とにかく娯楽の一種なんです。

ところが自民党は、この娯楽を周到に利用しているんです。

海自や陸自の全面協力で、美少女アニメとコラボさせて、萌えながら戦争に対する壁を低く低くしている。

残念ながらサブカルが、サブでなくメジャーの力でメインストリートを歩き始めたら、それはもう時代遅れなんです。

造り上げられた歴史認識も、キャッチ―なものに。

一方向の単純な側面だけで論じられる戦争を、それについて考えたくない人達にはスポンジのように、すんなりと吸収してしまう。

全く疑わないそういう国民を育ててきたんです。

彼等がそういう大人になるように、国歌斉唱、国旗掲揚についても徹底的に染み込ませてきた。

さぁ、ここでそういう大人達が集まる前で、何を取り戻すのか知らないけど、首相はエセ愛国心を煽る。

それに沸く会場。

帝国陸軍の軍服を着た人が、調子に乗った行動をしたみたいですね。

ジワリジワリとエセ愛国主義を周りから洗脳させていく。

O・ストーン氏曰く、「真の愛国者は為政者から国を守るもの」だと。

故筑紫哲也氏曰く、「愛国主義は悪党の最後の隠れ家である」と。