監獄のお姫様 | 等質な二度目

等質な二度目

最短距離がベストじゃない。目指すは安住の地
there is no reason when we think about friends    by k.yokoyama

宮藤官九郎脚本作。

去年の作品なんですけど、長々と書けず。

凄い作品でした。

初回で誘拐事件を描いて、そこに至るまでの経緯を後で説明する仕掛け。

犯人達のバックグラウンドが気になって仕方ない手法。

時系列をいじくれる技も、さらに技巧的になってましたね。

服役中の囚人達の前科や、生い立ち、歩んできた人生、やはり前科者になるには、それなりの人生を歩んできた訳で。

哀愁漂うほろ苦い話が、胸を突きます。

人生胸張って生きようとも、生きられないシャバの現実。

「更生する」ことで唯一のバランスを保っていた彼女達。

それを厳しくも優しい眼差しで見守っていた看守。

伊勢谷さんの役回りもよかった。全てのエピソードに絡む道化役もこなして。

イイ俳優さんです。