鴻上尚史最新作。
前回の再演から17年ぶりだそうで。
今回もその時と同じメンツでの鑑賞。
話の筋もオチも分かっているのに面白い。
鴻上さんは、時代をすくい取るのが上手い!
今回はこの作品のタイトルについて考えてしまいました。
「朝日をつれて」だと、なんだか陽気な感じがします。
輝くような光に照らし出され、始まりの予感がします。
「夕日をつれて」だと、やはり終わりを予感させます。
では「朝日のような夕日をつれて」だと。。
朝日のような煌々とした光をつれて歩いてくるイメージが浮かびます。
でも、その後に続く終わりが、光が強烈に照らし出している分、光が強ければ強い分、影は濃くなり、漆黒の闇が絶望をイメージしてしまいます。
そして、あの「ごあいさつ」に書いてあった、ギリギリで生きている人たちを思い起こさせました。
ギリギリで生きていながら、ギリギリを振り回さない人たち。
光り輝いて生きていく彼らも、心の闇は深く濃いんじゃないかな。
劇中の台詞で、「今の精神構造は、自分が17歳の時の経験が土台になっている」みたいなのがありまして、早速具合悪くなりましたよ。
なんでそんなこと言うかなぁ。(笑)
イイことなのか悪いことなのか、闇は簡単には消えないですね。
ほぼ毎日、とりとめもなく考えてしまいます。
肯定的な日もあれば、否定的な日も。
残酷な日もあります。
既成事実として納得している分、怒りのぶつけようがない。
あれ?
何書いてんだろ?
そんなこんな考えながら余韻に浸ってます。