親の呪縛は

親が居なくなるまで

解ける事はないのか。


異動して半年。

その間たった5ヶ月で担当がかわり、

新しい担当部署でようやく1ヶ月。

仕事内容は応用すれば済むけど

人間関係はまた1からの構築。

幸い、悪い人は居ないが

信頼関係を築くには時間が欲しいところ。

しかし、前任者との比較、という部分は

避けられず。

私はこれで良いのか。

前任者はどうだったのか。

全く同じようには出来ないのは

当たり前だと理解しつつも

何か、その影を気にする日々。

そんな時に現れるのが、大ボス。

何かを感じ取るのかどうかは知らない。

ただ、いつも話したい時に現れる。

ニヤニヤしながら、元気?

…なんで分かるんだろう。

側に居る訳じゃないのに。

なんか悔しい。

けど嬉しい。

私は話すかどうか迷いながら、

でもそんな事もやっぱりお見通しで

結局、この迷いや戸惑いを口にする。

帰ってくる言葉は

明確な答えではないのに、

私のココロに染み渡る。

そう、私はそんな話をして貰いたかった。

私の立場を自分に置き換えて、

ゆっくりじっくり話をしてくれる。

なんでだろう。

これから私が私自身で考えて、

道を切り開く事の再確認なのに。

たった1時間ちょっとの会話で

こんなにもスッキリするなんて。

だから私は、ボスの期待に答えたい。

また明日から、頑張ろう。



同じような日々が過ぎて行くと

大切な事を忘れてしまいそうで怖い。

だけど、ほんの少しの事で

何が自分にとって大切なのか

気付かされたりもする。



大好きな人に大好きだと伝える。

大切な人に、大切だと伝える。

ありがとうの気持ち。

時々、イヤな気持ちもあるけど、

それもまた、人間らしくて良い。


大切な人が、直接じゃなく

誰かに私を大切だと思う気持ちを伝えてる

その事を知ったときの

ものすごく幸せな気持ち。


1人切ない夜もあるけど、

大切にしたい事がたくさんあって

だからまた、明日も頑張ろうって思える。