祭りの輪の中? 蚊帳の外? | ☆りょう様のブランチ☆

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       ~サラリーマン株取引休憩所~

日本の株式市場が出遅れているという議論を最近耳にすることが多いと思います。

2月末の世界同時株安後の値動きをみればそういった議論もありえるでしょう。

ただ、同時に他の市場が“浮かれすぎ”なのではないか?という警戒も出始めているようです。

■蚊帳の外?
仮に世界全体の市場が上がっているとして、日本株だけ出遅れていると考えれば“蚊帳の外”といえるでしょう。

この場合、出遅れているので日本株に見直し買いが入るという可能性もあります。

しかし、日本株以外の市場が押しなべて好調というのも考えようによってはあまり良い状況ではありません。

一人遅れていた“祭り”の傍観者が最後に輪の中に入ると、だれも“祭り”の観客がいなくなってしまうからです。

この意味で、仮に日本株が“出遅れ”ていて、それが“修正”されたときは、いよいよマーケットの下落を心配する必要があるかもしれません。

■日経平均ではなくTOPIXを見れば見方が異なる
2000年のITバブル時の日経平均は2万円台でしたが、現在は18,000円を下回っています。

これを根拠に“蚊帳の外”という議論をすることが多いと思います。
一方、時価総額をベースした株価指数で投信等のベンチマークに使われることが多いTOPIXを見ると、既に2000年と同水準にあります。

日経平均 TOPIX
2000年高値 20,833円21銭 1,757.95
2007年5月9日 17,748円12銭 1,745.01

(出所:ロイター)

なお、日経平均とTOPIXの算出方法の違いに加えて、2000年の日経平均の大量銘柄入れ替えとその後の調整金額を考慮すべきという考え方があります。

諸説あるものの、2000年の銘柄入れ替えによる日経の下方調整幅を仮に約2000円程とし、現在の日経平均にこの2000円を加えると約19,800円になります。

つまり、日本株も他の国と既に“祭り”に参加していたと考えることもできるでしょう(まだ1,000円あるという意見もあります)。

また、実際に、最近の大型株の上昇を考えると(新興市場株の調整を除けば)、このところ日本株は大きく上昇して
いたと感じている方も少なくないと思われます。

■投資するなら
日本株はまだ“祭り”の蚊帳の外であり、かつ海外の“祭り”が継続すると考えるのであれば、日経コールやTOPIX コールが投資対象の候補となるでしょう。
ただこの場合も、上昇とともにポジションを常に見直し、過大なポジションとならないように注意が必要だと思われます。

日本も既に“祭りの輪の中“と考えるのであれば、調整への備えとして日経やTOPIXのプット、国債先物コール(注)などが投資対象となりうるでしょう。

(注)国債先物eワラントにおいては、通常のeワラントにおける注意点に加え、国債先物eワラント固有の注意点があります。詳細につきましては、最新の「外国証券内容説明書」にて必ずご確認ください。

■eワラント利用上の注意点
eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えて時間経過など様々な要因が影響を与えます。

また、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があるので注意が必要です。

なお、多くの場合eワラントの価格は、時間の経過に伴い、営業日であるか否かに関わらず暦日上(カレンダーベース)の1日単位で減少していきます。(土日祝も含みます。また、極端なイン・ザ・マネー状態にあるものや一部の為替eワラント等の例外があります)