最近、よく、耳にするようになった投資信託。
資産運用を考える上で投資信託に興味を持つ方が増えてきています。
その投資信託の中に証券取引所に上場されている「ETF」という投資信託があるのを知っていますか?
ETFとは「Exchange Traded Funds」を略したものです。
通常、投資信託とは、その投資信託を扱う販売会社に依頼をして売買しますが、ETFは、証券取引所に上場されているため、自分で全国の証券会社を通じて売買することができます。
■ ETFのポイント
○購入
【 売買価格 】 取引所の取引価格
【 売買単位 】 株式の売買単位と同じように各銘柄によって異なる
【 決済日 】 原則として約定日から起算して4営業日目決済
【 分配金 】 ある場合は決算日に保有している投資家に対して支払い
○税金
基本的に株の取引と同じ税制が適用されます。
【 収益分配金 】10%(源泉徴収、申告不要)
(平成15年4月1日~平成21年3月31日まで)
※確定申告により総合課税(配当控除の適用あり)の選択も可能。
【 売買益 】 10%
(平成15年1月1日~平成20年12月31日まで)
※売買損は、確定申告により損益通算や3年間の繰越し控除も可能。
※特定口座(源泉徴収あり)は利用時に源泉徴収。それ以外は、源泉徴収がないので確定申告が必要
○手数料
売買の際は、取引をする証券会社の株式の売買手数料が適用されます。
■ ETFのメリット
○日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった株価指数に連動!
日経平均株価は毎日、新聞やテレビニュース等で見聞きすることができます。馴染みのあるわかりやすい数字に連動するため、日々の値動きや損益がとてもわかりやすくなっています。
○「株」と同じように証券取引所で売買が可能!
上場されているので、東証や大証などの取引所の立会時間中は、いつでも売買が可能です。それぞれのETFに4桁の証券コードがあり、指値注文も、成行注文もできます。
○信託報酬が安い!
信託報酬とは、運用費用として運用資産から間接的に差し引かれる費用で保有しつづけるかぎり発生するコストです。通常、アクティブ型投資信託では約1.5~2.0%、インデックス型投資信託では、約0.5~0.6%。ETFでは、約0.1~0.2%程度となっています。
○少額で分散投資が可能!
目標とする株価指数を構成している銘柄に幅広く投資が行われるので、株式の個別銘柄に投資するよりも、少額でリスクを分散させることができます。また、銘柄にもよりますが、10万円前後での購入が可能です。
○信用取引が可能!
売りから入ることも可能であり、現物株式投資のリスクヘッジとして、利用することが可能です。
■ ETFのリスク
○元本や分配金などが保証されている商品ではない!
ETFの投資対象は株式です。通常の株取引と同様に、元本や分配金などが保証されている商品ではありません。株価変動の影響を受け上昇したり、下落したりします。
○市場動向の急変時等には、運用が困難になる場合がある!
市場動向の急変時等には、対象となる株価指数に連動する運用が困難になる場合があります。また、取引所が定める上場廃止基準に該当する場合、上場廃止になることがあります。
ETFとは、例えば、今、日本の株式相場が割安であるとは思うが、個別の銘柄を選ぶことができない、などという場合の、選択肢のひとつとなるでしょう。また、個別の銘柄につきまとう倒産リスクなどを回避することもできます。但し、あくまでもリスク商品であるということは忘れないでください。