期末要因により売買高は20億株を下回る状況であり、先物需給
や個人投資家、ディーラーといった短期資金の影響を受ける状況
であるが、大きく下押す流れにはならず、若干の押し目を作る
ところでは、すかさず押し目買いが入るなど、下値の堅さが窺わ
れている。
来週は週初に3・9月期決算企業の権利落ちとなるため、ディーラーなどの資金流入は期待しづらく、配当取りの動きが中心となりそうである。
本格的参入は27日以降となるが、権利落ちの影響で価格面で安く感じてしまうこともあり、値ごろ感からの買いが入りやすいとみられる。
相場の先高期待が強い状況であるため、権利落ち分を当日に埋めてしまう可能性は十分にあると考えられる。
そうなると、唯一の押し目との見方も強まりやすく、先高期待は相当強まることになろう。
また、期末最終となるため、国内外の機関投資家による期末を意識した買いも下値では入ると考えられ、今週同様、需給面での下値リスクは限定的と考えられる。
ただ、今週のように高値圏でのもみ合いが続くほか、物色の中心が定まらない状況となってしまうと、少ない資金で値幅妙味があるとの観点から、直近IPOなどの中小型株に短期資金がシフトする可能性はあろう。
そのほか、指標性のある新日鉄は調整が必要との見方から、ハイテクセクターの再編期待のほか、ようやくリバウンドをみせつつある銀行株の動向が注目される。
また、株主総会が本格化してくるため、株主還元策や経営計画といったところが打ち出されるようだと、その都度個別に材料視されよう。
サブプライム問題など、米国の動向には注視する必要はあるが、テクニカル面では均衡表の雲が上方へ向かうため、ハードルが高くなるものの、これを上抜けた意味は大きいと考えている。
この雲は、今後10営業日程度で18000円近辺まで上昇するため、これに沿った上昇が期待され、方向性としては、世界同時株安で空けたマドを埋めに行くことになる。
ただ、雲の中に入ってしまったとしても、その後雲は17400円レベルに落ちてくるため、その時点で雲上限の突破もある。
また、遅行スパンも急落価格帯水準にくるため、上方転換シグナル発生も比較的可能である。
タイミング的には4月1週から2週辺りであると思う。