トトの夏休み⑤~教至丸でラストバトル!~ | RYO The Fish Worker

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ひょんなことから多忙だった男が海に通いつめる日々になってしまった…。そんな面白おかしい日々を書きまくります。千葉の北総エリア(銚子・旭・匝瑳)や茨城の波崎~鹿島エリアでの釣りについてなどなど。

8月30日(水)

どーーにか奥さんと娘に頼み込んで、走水港に出張させてもらうことに笑い泣き


キョロキョロ「まぁ夏休みラストだからいいよ」

立ち上がる「トト、行ってらっさい」


妻よ…娘よ…

愛しております笑い泣き愛




使い回したかのような写真
走水港・教至丸の左舷の艫チョキ



スタートはマイ鉄板カラーの赤金


からの前回調子よかったハワイアングロー


さらにダイワからでた新製品も試したいし…


後半は猛追を使って深追いがけしたいなぁ~キョロキョロ


なんてプランを考えて出航!

 


だけども今回はまぁ~撃沈…
結果から言うと

こいつがMAXのF5キョロキョロ


あとF4キョロキョロ

この2本だけキープの6本キャッチ…
たったの6本…たったの!
…たったのね!(うるさい物申す)



はい、反省点。

※ここから先は自分が忘れないために書いてる長々とした反省文なんで、面倒臭い人は読まない方がいいと思います💦



まずこの日のタチウオはかなりの低活性だった。
アタリはかろうじて出せていたけど、フッキングしない…さらに小さいアタリを出してから追わせようとしても本アタリにならない…。

完全に前回構築したパターンにはめることが出来なかった。


振り返ってみると、この日の釣れてるパターンは2通りだった。

①硬いロッド(おそらく91)を使って、オレのソフトバイブよりもさらに小刻みな誘いを入れて短いレンジを誘ってアタリを出す。アタリを即がけ狙い。乗らないことが多いけど、とにかく合わせて掛かるアタリを探すパターン。

②電動微速巻きを入れて、ずーーっとモサモサモサモサやるやつ。

 

①のパターンはかなり勉強になった!
硬いロッドにあんな使い方があるとはびっくり
本当に「バイブレーション」って言葉が当てはまるようにロッドを振動させてるくらいびっくり
それテンヤ動いてんの!?って思ったけど、硬いロッドならあれくらいの小刻みな動きでもテンヤに伝わるんだねびっくり
完全に止めてると見切られるけど、上下に大きく誘う動きを追ってくるほどは活性がない時にピッタリだと思う。



②はよくおじさんとか、女の人がやってるのを見るパターン。
テンヤが完全に引き込まれるか、テンションが抜けるまでずーーっとモサモサやってた。

オレがそれに釣り負けたのは、アタリを感じとってから本アタリにさせようとして上に誘いあげたり→低活性だったからけっきょく食い込まない。
無理にかけにいったり→フッキングしない。みたいなことをしちゃったから。

ある意味でそういう細かいアタリを無視して、向こう合わせになるまで待つパターン。
たぶんオレの方が感知したアタリ数は多いけど、ヒット率はあのオッサンのほうが断然上ゲロー
置き竿、電動微速巻きで座って見てて、ほら釣れたぁ!とかやってたし驚き


対極にあるその2パターンを見て、けっきょくどっちつかずな釣りになってしまった…。

前にもモサモサお姉さんとバシバシお兄さんに挟まれてパニクったことがあったねぇ…。


タチウオテンヤの難しい所はまさにここ!!

一見すると全然別の釣り方でしょ??って2つが2つとも正解だったりする時。

そのどちらもが自分の引き出しにない時に、どっちつかずな釣りになっちゃうオレの悪いクセ…。


仮にアタリが遠い時でも、ブレずにめげずに自分が信じたアタリを出せるパターンを貫いた方が良いみたい。

結果的にはその方が釣果は伸びてる。


実際あの日コロコロとロッドやリールを変えてるのはオレだけだったかも(笑)

どーしても「ダメなことをずっとやってちゃダメだ!」って気になっちゃうから、コロコロ変えすぎなんだと思う。



そしてこの日多かったのはすっぽ抜け。

かけたー!っと思ってもテンションがスルリとぬけてバレちゃうえーん

特にそれはシェイク中にひったくるアタリと、フォールであたる時に多かった。

食い上げを合わせた時にはあまり起こらない。


これはおそらく、世に言う

「ワイヤーがかり」

してる時なんだと思う。

だから「あぁ…このかかり方はすっぽ抜けそうだなぁ…」っと思う時はチョー高確率ですっぽ抜けるえーん


今度は「ワイヤーがかりした!」と思った時に何度か追いアワセしてみようキョロキョロ



振り返ってみて以上のことを考えると


サーベルマスターssを使って、①をやってるお兄さんのマネをして、掛からなくても腐らずに。アタリが続かなくても諦めずに頑張る!


これ↑があの日のオレの正解だったのかなキョロキョロ

②のパターンはオレの性にあわない…

数が釣れたとしても、なんか釣れちゃった感が強い。

オレの中で

「どんだけ釣ったのか」

ではなくて

「その魚をどう釣ったのか」

の方が重要なんだと確信した。




なんとなく掴んだ!分かりかけてきた!と思っても、また違うパターンの日には手を合わせられなくなってしまう… 


本当にタチウオテンヤは奥が深すぎるって魂が抜ける