毎年1月の第2月曜日は成人式、奇抜な衣装の裏にある礼儀正しさ | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

新成人の皆様、ご成人の日、心からおめでとうございます。良い出会いに恵まれ、日々新たな発見と成長がありますことを、心よりお祈りいたしております。知性に磨きをかけ、ますます素敵な大人になられますように。

現在では二十歳になると成人と認められていますが、昔は、13歳から17歳頃を成人とする地域が多く、今よりもかなり早い段階で大人の仲間入りをしていたといいます。昔の日本人の若者が如何にしっかりしていたかが窺えますね。それは文字の読み書きにもすべて表れています。

戦国時代には15歳を迎えた男子は「元服」という儀式を行っていたそうです。これは平安よりさらに古い時代から残されている儀式で、元服を迎えた男子は烏帽子(えぼし)という冠をかぶり、親から一字をいただき、改名することにより成人となったそうです。

女子は初潮を迎える年頃である13歳になると、成人とされていました。

本日は、新成人になる方々の様子がテレビで報道されており、ど派手な衣装の新成人が多く参加することで知られる北九州市の成人式が取り上げられ、期待せず観ていましたが、そこに出てくる奇抜な衣装を着た見た目パッパラパーの青年達の主張が意外と、まともで純粋に真面目だったことに良い意味で期待を裏切られました。



彼らから出てくる言葉は、きちんとした敬語で

「今日の衣装は長年、頑張って働き、貯金して今日のこの日のために買いました。」
「仕事を頑張って、親孝行して、ちゃんとした大人になります。」
「恥ずかしくない大人になりたいです。」
「お世話になった先生に恩返ししたくて待ち合わせしている。」
「母親に晴れの舞台を見せたい。これからはしっかりと大人の自覚をもって頑張っていきたい。」
「自衛官になって日本を守っていきたい。」


暗いニュースが多い中、彼らの衣装などの表現方法はズレているかもしれませんが、少しばかり現代の新成人に希望を持ち、晴れやかな気持ちになりました。

ただ、各地では新成人が酔っ払い、殴り合いの喧嘩に発展したり、爆竹を鳴らしたり、警官を殴って逮捕されたり、頭が痛い問題もあります。昔は、登山や長旅といった苦行によって成人と認める地域も各地にありましたが、現代の新成人は、甘ったれた大人に育っている若者も見受けられ、良いニュースがある反面、残念な気持ちになります。

しかし彼らが血と汗と涙で自国を守り抜いた香港や台湾の若者のように自らを鼓舞し、未だ大和魂の覚醒には至らない、眠り続けている大和民族としての意識やプライドをしっかりと自覚し、使命感、責任感のある立派な日本人になることを心よりお祈りしています。

●成人式のお祝い相場
5000円~3万円。
成人祝いは内輪のお祝い。
両親や近親者は、気持ちとして、お金を包む場合もある。

●お祝いのお返し
身内からのお祝いなので、品物のお返しは必要ないとされています。
しかし本人からのお礼状は欠かさず送るようにしたいですね。


新成人女性が「振り袖」で成人式に出席する意味
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200113-00056788-otonans-life
実録!成人式で起こった最低最悪な事件まとめ
https://www.excite.co.jp/news/article/Nicheee_2266603/
成人の日に「成人式」のない都道府県は28県 地方中心、新成人の参加促す
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200112-00056881-otonans-soci
「町に貢献できる人間になりたい」…大震災被災地で成人式
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200112-OYT1T50159/

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