【北方領土問題】今度は反維新運動ですか | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

今回の丸山議員の騒ぎがまだ炎上中ですね。

私は今回の松井市長らによる丸山氏、戦争発言についての議員辞職勧告を野党に呼びかけ、共同提出したという水に落ちた犬は棒で叩け的なやり方で大阪自民のことを笑えない状況を作ってしまったこと、ロシア大使館への謝罪などは絶対に許せない行為だと思っていますから、こっぴどく批判しました。

今度は「それ見たことか❗維新の正体見たり❗」と言わんばかりに保守と呼ばれる方々が今回の発言に対し怒りを主張するだけでなく、私怨とも言えそうな反維新運動に繋げていることにも疑問を感じる部分があります。

私は、竹山前堺市長の問題、連帯ユニオンの件もあり、維新に関しては今後も是々非々です。

保守と呼ばれる方々の日頃の情報発信には敬意を示し、お怒りももっともです。ですが、今回の騒動で今度は日頃、維新を良く思っていない方々がダメージを与えるために、これを機に一斉に反維新運動を繰り広げることが果たして「保守」なのか?と思います。ひとつのことに捉われて周囲が見えなくなるのは危険です。

今回の一件で怒りをぶつけるのは当然です。腸が煮えくり返る思いをしましたね。なんてったってロシアにバカにされたのですから。

私も野党にろくな政党がいないため、是々非々で支持をしていますが、女性宮家を軽々しく口に出したり、橋下氏の沖縄独立論での我那覇真子氏へのツイッター上での高圧的な言動を見ると腹が立ちましたし、最近の橋下氏については「おかしなことを言っているな」と思う節も多々あります。

テレビ上でも「こんな議員を抱えてしまったのは僕の責任」とは言うが、いつもこの言葉で終わらせ、発言の重みが全く感じられない。

松井市長は松井市長でロシア大使館に謝罪に行き、「酒に酔っていたというのは言い訳だ」と言われたら、「そんなもんアンタとこが、うちの領土を火事場泥棒したんやろ❗どの口が言うねん❗」くらい反撃に出れなかったというのは政治家として情けない限りであり、腰抜けと言われても仕方がない。

維新に関しては森友学園問題も実は松井市長が元凶だった、データは嘘だらけ、たくさんの議員が刑事告発されている、韓国民団がバックにいる、などなど様々な憶測がネットには溢れています。

では他党は真っ白ですか?いかがですか?日韓議員連盟もありますし、朝鮮総連の人間と蜜月関係にある自民党議員だってたくさんいます。

政治は事実もあるでしょうし、事実ではないかもしれない、貶めるための嘘も出回るでしょう。その確固たる真相は闇の中。私達には決して見えない中で政治は動いているのです。

その中で私達は冷静に物事を見ていかなければなりません。クリーンな政党などない。政治はもの凄く汚いもの。綺麗な側面など微塵もない。お手柄の横取りなんて朝飯前。

その中でも、きちんと国民、子供達のことを考え、清く正しい日本を残していくために、あらゆるアイデアを実現するために挑戦し、先人を想い、日本国家に忠誠を誓える政治家を選ぶしかないのですが、現実的にはそのような議員は皆無に等しいので、それに近い人材を探し出していくしかない。そのことを考えたときに、やはりきちんとした右派勢力の結集を私達は考えます。

現在アメリカ、トランプ政権に端を発し、アジアではフィリピン、南米ではブラジル、欧州各国イタリア、フィンランド、スペイン、オーストリア、エストニア、スウェーデンでは極右政党が躍進中ですが、なぜ日本では待望の極右政党が伸び悩むのか?

答えは簡単で、日本国民全体が百田尚樹氏の著書「カエルの楽園」に出てくるキャラクターのように、ぬるま湯に浸かりきっており、ご近所さんや、家族、愛する人が移民によって凄惨な殺人事件を起こされたり、レイプ事件が多発しない限り、お尻に火が付かない限り本当の危機感をもたない状況になっているのです。

このような日本の惨状では極右勢力は「ヘイトスピーチを繰り広げる過激派」とレッテル貼りされ、なかなか波に乗れない。政治も0か100かの議論をしているうちに反日勢力、敵国の思うつぼ、分断工作に嵌ってしまうと思っています。

維新は「ビジネス保守」だと揶揄する方々もいますが、愛国政党の中にも「ビジネス保守」と呼ばれる方々は、いっぱいいます。私が今年見た光景ですが、名指しはしませんが橿原神宮で参拝客に物品を売りつけ、宮司さんにこっぴどく叱られていた方がいましたよ。そこは見て見ぬふりですか?

保守の重鎮も過去に「竹山市長は国旗常時掲揚をした愛国者❗」と支持するも、竹山は2億円以上もの政治資金の記載漏れが発覚、にもかかわらず有耶無耶にされ雲隠れした守銭奴。

維新を「ビジネス保守」だの「偽装保守」だのと罵しることができますか?皆さんが思う「保守」とはなんですか?

私は「ビジネス保守」であろうと、国益にかなう形であればアリだと思っています。本当の意味での愛国者で影響力があって、素晴らしい政治家が多数揃っているような政党などありますか?もう少し現実を見なければならないと思います。

皆さんが信頼している大好きな保守著名人であれ、先はわからないのです。小林よしのり氏のように反日勢力にピッタリ寄り添うような考えになる人だって稀に出てくるかもしれない。そのたびに「裏切り者キー❗」と言って、人格や、それまでの実績を否定し、0か100かで生きていたら疲れますし、選択肢はなくなります。

維新は国政に出るべきではないと思いますが、維新のこれまでの大阪での実績は評価されるべきだと思います。実際に大阪住民である私は目に見えて、この街が良い方向に変わりつつある部分を見てきました。

これらの実績は橋下前市長時代、自身やお子さんの命を狙われたり、血の滲むような努力をした結果、実現されたことですよ。

橋下氏の引退会見を見たとき、白髪だらけでしたね。反日勢力と真っ向から戦ってきたのは、この人だけですよ。それに現在も反日勢力に数々の裁判を起こされ、莫大な費用がかかっておられます。(だからといって女性宮家を軽率に口出ししたり、現在の自由奔放な他者を省みない発言の数々は許されません。)

私の周囲のお母さん達からの維新への評価も高いです。

自らボーナスをカットしたり、台湾・東日本大震災・大阪北部地震被災地への見舞金などで議員全員が身を切り、西成区の小学校周辺では麻薬常習者が使用していた注射器が散乱していましたが、それも一掃され、お役所では悪質な労組幹部も戦々恐々、太田房江が知事だった時代では同和企業に25億円もの税金を垂れ流されていましたが、橋下市長時代で府が40年間無償貸与していた部落解放同盟の本丸「大阪人権センター」解体(部落、アイヌ、慰安婦、フェミニズムなどを教育の一環として子供達に虚偽の洗脳をしていた施設。)、補助金なども停止、朝鮮学校の補助金も停止、教科書採択においても反日的な教科書を排除し、今回の参院選の選挙公約でも教科書採択の適正化を掲げ、教育基本法で示されている公共の精神や伝統と文化の尊重、我が国と郷土を愛する趣旨の学習指導要領の目標や内容に基づいて最も適した教科書を採択できる仕組みを構築すると書かれていますし、大阪の日教組はフジ住宅が育鵬社教科書の採択運動をし、大阪市教育委員会の審議に反映させた件につき、真相を究明し責任を明らかにする陳情書を出しましたが、最後まで反対したのは、維新の会ですよ。

その他、真田山旧陸軍墓地、「国立墓地」と位置付けるために予算を付けたのも維新。

戦後、この施設は、旧軍関連モノとして厚生省(現・厚生労働省)が所管しようとしましたがGHQが待ったをかけ、この墓地を国が特別扱いしてはならない、端的にいえば国をあげて祀ってはならない、と。そして靖国神社の一宗教法人化に合わせて、旧陸軍省墓地は、財務省所管や厚生省所管の「普通財産」にされてしまったという経緯があります。

日本政府はGHQの睨みを恐れ、この旧陸軍省墓地からは距離を取り、地方自治体などへ譲渡したり、無償で貸し付けたりする形をとり、国も責任放棄、地方へ責任を押し付け、地方自治体も責任感なし。税を投入することなく、放ったらかしにしていました。

その典型が大阪の真田山墓地。真田山墓地は一時、靖国関連施設のような形になっていたこともあり、憲法上の政教分離規定から、大阪府・市がお金を入れることができなかった
のですが、政治家や官僚が知恵を出せばなんとか方法を見つけることができたのに知恵を絞らず、放ったらかしのままでした。

そして墓地は荒れ放題。見かねた地域住民、企業、仏教界の皆さんが力を合わせてお金を出し合い、ボランティア活動によってある程度の整備を行い、維持管理をしていましたが、それでも税の投入なく、ボランティアだけで、あの広い墓地を維持管理するのは難しく、雑草も生い茂り、墓石は朽ち、壁に乱雑な棚が設けられ、そこに無造作に骨壺が置かれていたという悲惨な状態から、今まで国も大阪市も正面から向き合ってこなかった現実があります。

そこに国も予算付け、大阪市も新年度で予算付けをしたのですよ。今までの市議会議員や国会議員は何をしていたのですか❗

皆さんは、自身に危害が及ぶわけでもないから、高みの見物で好き放題、人を批判できるのです。

それに特筆すべきは吉村知事ですが、彼は大阪市内の小学生の保護者宛に横田めぐみさんに関する拉致問題のチラシを100万部配布しましたし、サンフランシスコ市長が慰安婦像を設置することを認め、それに再三抗議し、日本としての立場を聞き入れなかったサンフランシスコ市に対し、姉妹都市解消を言い渡しました。これは愛国心がないとできないことですよ。これが「保守」と呼ばれる自民党が実現できたかを想像していただきたいです。

同じように追い詰められた苦労人が人を責めるなら文句はありませんが、何の実績も作らず、私達の血税を食い潰していた元議員、上西小百合などが今回の一件で橋下氏を「私の時と同じ。浅はかで大嫌い」などと悪口、軽口を叩くのは勘違いも甚だしいし(上西小百合以外の方が批判するのはアリ。)、これほど軽い発言はないと思います。私怨でしかない。ホンマ「おまえが言うな❗」

皆さん、この方が平成28年(2016年)大阪府警、機動隊員による土人発言が問題化したとき、反日議員である糸数慶子(沖縄)との連名で、松井前知事に「差別擁護である」と抗議文を提出したのを、もう忘れたのですか?それに対し、弱者いじめとして有名な元門真市議、戸田がHP上で上西小百合を絶賛、持ち上げていました。そんな人物の言うことなすことなど信用に値しません。

そうかと思えば、「維新が除名したことはあながち的外れではなかった。丸山議員はとんでもない問題児。除名するチャンスを維新は待っていた。過去に彼から日本を想う発言など聞いたことがない。」などとNPO法人が堂々とメルマガで垂れ流す神経もおかしいし、そんなことを今言えば火に油を注ぐようなものだと理解できていないのも悲惨。

とんでもない問題児、お調子者を改心させる気概も周囲になく、愛国心の欠片もない人間に対して辛辣に批判するのはわかりますが、愛国心がある人間が、つまづいたからといって「あの人はこうだった、ああだった。保守ではない。云々。干されて当たり前。」などとリークするクズの存在、実に醜い。マスゴミと一緒です。

但し、維新であろうと、自民党であろうと、反日的な思想の人間も潜伏していますし、なにも維新だけが特別ではありません。

それが証拠に自民党内でも外国人労働者という名の移民を促し(移民など国賊ではないですか。)、女性宮家に賛成している議員もいるではないですか。

私達はSNSでたくさんの情報を見れるようになり、いち早く情報を受信できることは良い面もありますが、一面だけを見て一気に炎上し、精神的に疲弊してしまう部分もあります。私がツイッターでフォローを増やさないのも人の意見に振り回されたくないからです。

ネット上では著名な政治家、保守と呼ばれる多数の有名人の意見をたくさん見る機会が増え、拡散されています。しかし最終的な判断は自身が決めることであり、例を挙げると皆さんが支持する百田尚樹氏、小坪慎也氏が絶対的に正しいことをしているとは限らないのです。

私にだって絶対に間違いのないことを書いている自信や保証はどこにもありません。間違っていることだってあると思います。

保守著名人の方々の影響力というのは、とてつもないパワーを発揮していますが、必ずしも、彼らが正しい判断をしているわけではない部分もあるのです。

ネット上では保守と呼ばれる著名人を神格化する節があり、その人の意見がすべて正しく、すべてを鵜呑みにしている方々が多く見受けられますが、それはただの信者です。

ただ単に人の意見に依存し、流されるのではなく、あくまで参考程度にし、最終的に決めるのは自分自身であり、自分の人生、人は人、自分は自分といった自立した考えをもつことが、これからの日本人には重要になってくると思います。

もうひとつ例に出すと青山繁晴氏がネット番組で「手から金粉が出る」だのの言動が物議を醸していますが、「おもろいこと言うてはるなぁ。」で済ませればいいやん。

冗談でも、そうでなくても、すべてを真に受けて真剣に思い悩むなどアホらしく、石頭すぎる。堅苦しいですわ。

実際、彼の講演や書籍、硫黄島のお話をたくさんの方々が読んで、見て、聴いて国家観が養えたわけですよね?彼は反日ですか?しつこく叩いて切り捨てる必要がありますか?

保守の方々には、寛容になるべきところは寛容になってほしいです。

とくにSNSでは顔も見えず、性格もわからず、本当に信用のおける人物であるかわからない方々の意見に振り回されないようにしたいものです。