【中国ファーウェイスマホ問題】ジャパネットたかたへ公開質問状を提出しました | 中谷良子の落書き帳

中谷良子の落書き帳

核武装・スパイ防止法の実現を

総務省が正式に安全保障上の懸念からファーウェイ、ZTEを排除するようで、ドコモ、ソフトバンクは通信設備に中国企業の製品を採用しない方向で検討、来年秋に携帯電話事業に新規参入する楽天も採用しない方針を示し、auは、もともとファーウェイと実証実験は行っていないとのことですが楽観していませんが、ようやくあれだけしつこくドコモが推していたファーウェイ宣伝CMが画面から消えましたね。

私が今年の5月からずっとドコモをはじめau、その他、大手通信機器業界などの責任者に対し、陳情してきても、この連中は私を、はなから相手にしませんでした。本当に許せない態度でした。ドコモの社長は、産経新聞の取材で「個人の利用者からは今後の取り扱いを不安視する声が寄せられていた。」と答えていましたが今更、何を呆けた老人のようなことを言っているのでしょうか。ならば、なぜあの当時に動かなかったのでしょうか。

ユーザーの声をまともに聞かず、安全保障や国民を軽視、上から見下し、横柄な態度で、ふんぞり返ってきたような連中が今頃になってベソをかいている先見性もないアホな大手通信機器業界の連中。

中国に関しては、安全保障上の危機というのは通信設備上だけのものではなく、中華スマホ自体にも懸念要素のある部品が埋め込まれていることもあり得るかもしれませんし、こちらも癌であり、撤退させるべきものだと思っていますが、ジャパネットたかたは、まるでファーウェイ製スマホに関して関与していないかの如く未だにHP上で売りつけています。

ジャパネットたかたに対しても2ヶ月前にファーウェイ製スマホを販売するのを止めるよう要望書を出したのですが、今の段階では回答はありません。しかし私の人脈によるお話によると現在、深夜の通販番組、新聞などでファーウェイ製スマホの、あからさまな宣伝は見なくなったとのこと。もし「まだ見掛けるよ~❗」というお声が当ブログをご覧の方々で情報がありましたら、ご一報ください。

携帯大手の社の意思表示はネット上に出ているので、だいたい掴めるのですが、ジャパネットたかたのファーウェイに関する姿勢がイマイチ見えてきませんので、今度は公開質問状をお送りします。

スマホについては色々調べてみるとドコモ、au、UQモバイル、ソフトバンク製のモバイルwifiルーターはファーウェイ製ということが判明しており、携帯端末自体、アップルでグーグルであれアメリカに個人情報は流れていますし、ラインなら韓国に情報は収集されているので、どれだけセキュリティを強化していても個人でサイバー攻撃を防ぐにはIDやパスワードを頻繁に変更したり、セキュリティソフトを購入する他、打つ手がありませんね。

しかしファーウェイの上には中国共産党、一党独裁体制が君臨しているのですから、そのような国が、中国政府による国防動員法、有事にヒト・モノ・カネすべて強制接収するという暴挙に出た場合、ファーウェイは人民解放軍と密接な関係にあり、間違いなく習近平の使い駒的な動きをするのですから、他社の民主国家である外国製通信機器では、あり得ない独善的な動きがあることは想定しておく必要があると思います。

中国経済を牽引するバイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイの会社の入り口には「共産党と共に創業する」と書かれたサイコロ型のモニュメントが立っているということなので、これがどういうことを物語っているかは、すぐにわかりますね。

今回のファーウェイ事件で明るみになった、ファーウェイと大手日本通信機器企業の京セラ、電子部品製造会社の村田製作所、電力会社の関電などが取引関係であることも露呈されました。チャイナリスクを全く考えない企業として一躍有名になりましたね。

中国がどれだけ胡散臭い国家だと頭でわかっていても、今回のファーウェイ事件だけでなく、自国民の安全や知財、個人情報よりも中国様様だと、媚びへつらい靴を舐め続けてきた日本の政財界や企業のトップ達に私は怒り心頭です。

本当に、ろくでもないアホ連中が組織のトップに君臨している日本。

なによりも心配なのは、ファーウェイは現在、日本人に対し、新卒初任給40万円をちらつかせ、高給で取り込んでいるところ。とにかく手当たり次第、日本人をスカウトしまくったり、日本人と仲の良い外国人に対しても、日本人エンジニアの紹介を片っ端から頼み込んでいると言います。やはり日本人は頭が良くて優秀であると見抜いているのです。それを利用しない手はない。

日本人のみならず、韓国においても高額報酬で引き抜きを行い、韓国企業も頭を痛めているようですが、世界中のありとあらゆる高レベル技術者に対し、高額年俸、車、住居の提供まで提示し、転職を勧めているという徹底した人材確保能力で他国を出し抜いています。これはファーウェイだけにとどまりません。

鳩ポッポを筆頭に日本のようなお坊ちゃん、お嬢ちゃんのようにボーッとした、暴力もダメ(過剰すぎるものは論外ですが)、あれを言うな、これは差別などと、がんじがらめの窮屈なゆとり教育化された空間にいる社会に慣れていると、善悪の判断力も衰え、瞬く間に乗っ取られ、知らず知らずのうちに日本が支配されていくでしょう。その結果が、ファーウェイに入社している日本人社員の存在です。

彼らは「ファーウェイは巷で騒がれているような恐ろしいスパイ通信ブランドではない。」と主張していますが、それこそ、ゆとり教育の賜物。

大きな問題は、そこではなく、民営企業とはいえ、有事の際、中国共産党一党独裁の意向に従わねばならない点、決して誰も共産党には逆らえないという暗黙の掟を背負いながら商売をしているという点です。ファーフェイに就職した以上、日本人であろうと、誰であろうと「中国共産党」に従わなければならない体制が敷かれているという現実を見ていないのが恐ろしいのです。

そして日本人が全く理解できていないのは中国人の本質。右手で握手し、左手で包丁を研ぐ、窮地に立たされた場合、必ず裏切る(これは中国人だけでなく、朝鮮半島も同じ。)人種であるという警戒を全くしていないのが致命的です。

共産党は邪悪、欺瞞、煽動、闘争、略奪、無頼、間諜、殲滅、制御という思想形成を理解できていたら、まともな日本人は中国企業に足を踏み入れるというアホな真似はしていないと思いますし、如何に今の日本人が人の発する言葉の裏心理を読み解く術もなく、人の言うことを鵜呑みにしすぎているかを示しています。

実際にファーウェイは「余計なものが見つかった」と報道した民放テレビ局に対し、「事実無根」として否定し、法的手続きを進めているといいますが、ファーウェイを真っ先に批判していたのはアメリカです。なぜ、そちらを先に訴えないのでしょうか?強い者には歯向かうことなく、弱小国、日本なら苛め抜いてやれと言わんばかりですね。都合が悪くなると脅すというのは一党独裁の常套手段ですね。この本性を日本人は見抜けない。

共産党の甘言について詳しくご存知ない方は、是非この動画をご覧いただきたいと思います。この動画は中国とお仕事されている方も、全日本人も必見です。

★なぜ共産主義はファシズム(ナチス)のように嫌悪されないのか?★

世間で極悪非道の人物や政権をとりたてて話す際に、必ずと言っていいほど「ナチス」や「ファシズム」は話題に上るのに、「共産主義」はあまり出てきません。

現実には、中国では7千万人以上が、ソ連では2千万人、カンボジアでは全人口の約三分の一の死因が共産主義によるものです。共産党は国家全体を支配してきました。ロシアやベトナム、中国、北朝鮮などがそうです。

そこで疑問が生じます。なぜ共産主義はファシズムのように嫌悪されないのか?


ファーウェイスマホのお話に戻りますが、性能が良いのも当たり前。なぜなら、日本人エンジニアが相当貢献しているようです。ファーウェイのエンジニアたちは、実力主義の報酬体系なので、評価はすべて、お給料に反映され、やりたいことがあれば、直接責任者に説明し、OKをもらえたらすぐに着手できる、というのは魅力的であり、若者にすれば、とてもやりがいがあるようには思えます。

日本企業では、なかなかできないこと。何をするにも上司のハンコハンコ、やりたいことがあっても好きなようにさせてもらえない空気があったり、年功序列などの問題、様々なしがらみで自由な発想が現実化しにくい。ですから後退していくのも無理はないように思えたりします。

とにかく現在、若者がパッと目を惹く、魅力を感じる企業が日本に、ほとんどないというのが大問題だと思います。なんでもグローバル化するというわけではなく、日本独自の秘めた発想、創造力でもって成し遂げられる成功は絶対にあると思います。GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック、アマゾン)に対抗できるような日本企業が出てくることを願ってやみません。

そして何でも世界が中国依存していますが、自国でのモノづくりという発想に転換し、自力で新しい力を生み出す努力をしていかなければ、物事はあらぬ方向へ進むばかりです。中国共産党を激太りさせ、手に負えないようにしているのは先進各国の責任です。

地球を食いつぶし、やがては瀕死に追い込もうとしている国には何の手助けもしてはいけないのです。


中谷良子ツイッター
https://twitter.com/ryoko_nakaya?lang=ja