「動物園からライオンが放たれた」2年前の熊本地震では、そんな偽の写真付きの投稿がツイッターで拡散した。9月の北海道地震でも断水などに関する誤った情報が流れた。こうした偽情報に惑わされないためには、信頼性の高い自治体や企業の公式アカウントの情報をまず頼りにすることが肝心だ。
また、発信者が個人アカウントの場合は、前後の投稿内容を確認し、投稿された画像をインターネットの画像検索で調べたりすれば真偽が分かる場合もある。
自分が発信者になる時も注意が必要。支援を求める情報を発信するようなときは、いつの時点の情報かを明示し、状況が改善したらその旨を改めて発信したほうが良い。フェイスブックなら、過去の投稿を書き直すこともできる。ツイッターの場合は、過去の投稿が編集できないので、古いものを削除して改めて投稿しよう。
安否確認に有効なのはラインだ。メッセージを読むと「既読」マークが付くため、返信しなくても無事を伝えることができる。
ITジャーナリストの高橋暁子さんは「いざという時に備え、地元の自治体のツイッターを普段からフォローしておいたり、ラインで家族のグループを作ったりしておくことを勧めたい」と話している。
★災害時のSNS利用の注意点★
①自治体や企業の公式アカウントなど信頼性の高い情報を利用する。
➁個人アカウントの情報は内容や画像をネット検索して真偽を確認する。
③発信する場合はいつの時点の情報かを明示し、状況が改善したら内容を更新する。
読売新聞。
吉村洋文、大阪市長ツイッター
https://twitter.com/hiroyoshimura
松井一郎大阪府知事ツイッター
https://twitter.com/gogoichiro
【大阪市】緊急情報、台風24号接近に伴う避難場所情報
http://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000448429.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180930/14/ryobalo/22/98/p/o0800066414275529904.png?caw=800)