【徳島県警】スマホ写真、被害者の瞳に容疑者の顔が | 中谷良子の落書き帳

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核武装・スパイ防止法の実現を

徳島県警の鑑識課、すごい!以下の情報にもある通り、サイバーテロなどが熾烈を極めているため、セキュリティにお気をつけいただき、お力を存分に発揮できますように。

★【産経抄】 瞳に映るのは?スマホで狙われるピースサイン★
太宰治の『雪の夜の話』という作品に、人間の目玉の話が出てくる。デンマークの医師が、若い水夫の水死体を解剖すると、網膜に美しい一家団欒(だんらん)の光景が残されていた。友人の小説家はこう推理する。

船の難破で海に投げ出された水夫が、無我夢中でしがみついたのは灯台の窓際だった。窓の中をのぞくと、灯台守の一家がつつましくも楽しい夕食を始めようとしていた。ここで自分が助けを求めて叫んだら、一家の団欒がめちゃくちゃになる。そう思った瞬間指先の力が抜け、水夫は波に呑(の)まれてしまったというのだ。

刑事事件の被害者の瞳に残っていたのは、そんな美しい光景ではない。徳島県警が押収した容疑者のスマートフォンには、被害者の顔写真が保存されていた。画像編集ソフトを使って瞳の部分を拡大してみると、スマホを構えている容疑者の姿が浮かび上がってきた。これが容疑者の犯行を裏付ける、重要な証拠となったという。県警鑑識課のお手柄である。

鑑識課の仕事といえば、指紋の採取と鑑定のイメージが強い。指紋は犯罪捜査に使われるだけではない。スマホやパソコンのロック解除や金融サービスを受ける際、指一本で本人確認できる便利さが重宝されている。

その指紋が今、インターネット上で狙われているらしい。スマホで投稿されたピースサインの写真から、指紋の紋様を読み取り、悪用される可能性が指摘されている。やはり、人によって模様が異なっている瞳の虹彩も、個人認証に利用される機会が増えてきた。つまり、画像解析の技術が進めば、瞳も危険にさらされる恐れがある。

顔写真から人間の目玉が盗まれ、本人に成り代わって悪事を働く。そんな恐ろしい事件が、これから起こりうる。
http://www.sankei.com/column/news/170130/clm1701300003-n1.html

スマホは患者の体と医者のコンピュータをつなぎ、コンピュータはインターネットに接続されていて、インターネットは至るところのスマホと接続されている。新しい装置は個人の内臓の管理を、地球上のあらゆるハッカー、ネット犯罪者、デジタル盗賊の手に乗せることができる。
~チャールズ・マン(科学研究者)~


★生体認証のハッキング★

人は自分の顔・眼・声・指・鼓動・脚・手を、自分の生物学的・解剖学的特性の独自の要素と考え、自分だけのものだと疑わない。

それが本当ならよかったのだが。


自分で気づいているかどうかとは関係なく、自分の肉体的・行動的特徴についての情報をますます大量に他人に教えつつある。こうした生体認証のための特徴は明瞭な肉体的特徴であり、中でもいちばん普及しているおなじみの指紋は、警察が125年前から犯罪者の特定に使っている。

1世紀以上、生体測定学的指紋分析は特別の訓練を受けた人間の技師によって手作業でのみ行うことができた。しかし時代は変わりつつあり、データ処理能力とセンサー技術の急速な発達から、コンピュータも生体認証を行えることになる。

その結果、生体測定システムが増殖し、日常生活の中でずっと当たり前になりつつある。生体情報は基本的に未来の人の認証のしかたを根本的に変動させるだろう。免許証とかパスポートとか、パスワードや暗証番号など記憶していることとか、何かを持ち歩いている必要があった伝統的なID識別形式とは違い、生体情報はいつも自分の身に付いていて、忘れることを心配しなくてもいい。

生体情報とはその人そのものである。


生体認証システムは、指紋のうねや顔の部分間の距離や声の調子や質などを測定するコンピュータのセンサーを用いる。この情報はすべて1と0に変換され、比較・整理・再定義され、人の指紋の特定の集合が、他の何億という指紋のデータベースとほんの何秒かのうちに照合される。

コスト削減と性能の増大を考えると、生体情報は2019年までには世界で230億ドル市場になると予想され、2018年までには5億台以上の生体認証用センサーがIoTに加わる可能性がある。生体測定は大量になり、どこででも見られるようになり、その動きはすでに始まっている。

各地の「24アワーフィットネス」のジムに行く人は、このチェーン店のクラブで指紋認証を使うことを推奨される。ニューヨーク大学病院の患者は、もう保険証を持っていく必要はない。同病院は12万5000人以上をペイシャントセキュアシステムに登録しており、これは専用の生体測定スキャナーを使い、手のひらの個人に固有の静脈パターンを測定して患者の第一の認証手段としている。

しかし病院がそこにあるMRI装置にマルウェアが入らないようにすることができないとなれば、患者の生体情報についてはもっとうまくやれると言える理由はない。それに地元のジムの職員(生体認証のセキュリティが専門とは思えない)にとって、会員の指紋が使えるというのは本当に良いアイデアなのだろうか?

『ミッション・イン・ポッシブル』のようなスパイ映画に登場する生体スキャナは、すべてハイテクで高性能だ。網膜スキャナ、指紋読取装置、顔認識システムが、敵と味方を完全に識別する。このような取り上げ方からすると、人々が生体認証方式が破れないものだと考えるのも理解できる。

しかし結局のところ、生体情報はしばしば考えられているほど安全でも確実でもなく2010年の全米研究評議会の報告は、そのようなシステムは「本来的に誤りやすい」としている。一定の生物マーカーは複写できるだけでなく、生体情報が保存されているデータベース(本人の眼、顔、指をデジタルで表したもの)は、他の情報システムと同様に攻略されることがある。

リスクは措いても、政府も民間も、人の生体情報の詳細、本人の許可なく知らない間に集められるデータの集合から、取れるセキュリティ上の有利さ、あるいは経済的恩恵を絞り出そうと競っている。


政府による生体ID識別用データベースとしては世界最大のものがインド政府によって運用されている。

この事業は「アードハール」(土台の意味)と呼ばれ、12億の国民から指紋を取り、写真を撮影し、虹彩スキャン像を得ようという壮大な試みである。5億を超えるインド国民がすでにアードハールID識別番号を受け取っていて、その生体情報の詳細は、国のデータベースに使いやすいように保存されている。

これに負けじと合衆国政府は、国土安全保障省、国防総省、司法省にまたがり相当の資源を充て、それぞれが9.11以後の世界に巨大な生体情報施策を確立している。

国の政府による生体情報データベースは、犯罪者やテロリストを捕まえるには有益なツールとして思われるかもしれないが、それにもプライバシーやセキュリティのリスクが伴わないわけにはいかない。2011年には、イスラエル政府がそのことを発見した。

この中東の国の当局は、国の生体情報データベースが、900万のイスラエル国民の氏名、生年月日、社会保障番号、家族構成、就職状況、入国年月日、医療記録とともに、すべて盗まれたと発表した。

これはある政府出入りの業者によって盗まれ、クライム・インクに売られ、結局はデジタル地下世界にすべてオンラインで見られるようアップされた。様々な偽造、身元情報詐取、セキュリティ問題が明るみに出るわかりやすい機会となった。


ガートナー社は、2016年までには企業の30%が従業員について生体認証を用いるようになると推定する。生体認証用センサーは、2015年末にはほとんどの高級スマホに組み込まれ、2018年までには34億人のスマホ利用者が、指や顔や眼や声で自分の端末のロックを解除すると推定されている。

生体情報は個人の特定、セキュリティ、認証の未来そのものだ。

それは今当たり前に、簡単にハッキングでき、何百万単位で盗め、とっくに耐用年数が切れているパスワードに代わるだろう。

生体認証によるセキュリティは多くの利点をもたらす。パスワードや運転免許証は忘れることがあっても、指紋はいつも自分の身に付いている。生体情報は問題のいくつかを解決するが、別の問題も生み出す。

今日では、身元情報詐取による何千万人の被害者の1人になっても、新しいクレジットカードや新しい社会保障番号をもらうことはできる。FBや銀行口座がハッキングを受けても、パスワードをリセットすることができる。

しかし指紋情報が盗まれても、リセットできない。

それは恒久的なID識別用マーカーで、ハッカーに奪われてしまうと、そうしたシステムがきっとそうなるようにハッキングされれば、問題の復旧は不可能ではないにしても、ずっと難しくなる。個人情報の未来が生体情報にかかっているなら、身元情報詐取の未来は生体情報を盗み、籠絡することにあり、盗んだり騙したりする人々はすでにそうしたシステムをかいくぐる作業を懸命に行っている。


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http://www.huffingtonpost.jp/2017/02/07/boston-marathon-attack_n_14636726.html
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https://dot.asahi.com/wa/2017020800021.html
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http://mainichi.jp/articles/20170209/k00/00m/030/156000c
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https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201702/0009899096.shtml
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http://www.afpbb.com/articles/-/3117008?cx_part=topstory
デイジー・リドリーが実在した女スパイ、バージニア・ホールに
http://eiga.com/news/20170208/16/
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http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/403650
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http://www.sankei.com/west/news/170208/wst1702080103-n1.html
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http://www.jiji.com/jc/p?id=20170208192649-0023262051
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http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1702/09/news004.html
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http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/403773
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http://www.risktaisaku.com/articles/-/2369
米の入国規制「支持しない」7割
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO12675900Y7A200C1000000/


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