それ以外にもウクレレを手にした弾き語りなど、凝りに凝ったエンターテインメントな仕上がりとなっています。
パリの同時多発で、Ｕ２やコールドプレイといった大物バンドがライブを中止しましたが、マドンナだけはテロに屈しない芯の強さを示しました。
闘牛士に扮した「ラ・イスラ・ボニータ」「ドレス・ユー・アップ」「イントゥ・ザ・グルーヴ」「ラッキースター」を埋め込んだりファンへのサービス精神もたっぷり埋め込まれています。
AyaBambiがメインにフィーチャーされています。
「ホーリー・ウォーター」「ヴォーグ」では半裸の修道女達による十字架のポールによるポールダンスが繰り広げられ、まさにマドンナならではの展開。もちろんマドンナ自身もそのポールに絡みついたり聖職者然としたダンサーを挑発して見せます。
マドンナお気に入りダンサーAyaBambiが、またまたフィーチャーされており、扇子を巧みに使った演出、スクリーンに意味不明の日本語が映し出されたりしていますが、ここは日本のみのスペシャル演出も考えられるのではないでしょうか？
オープニングは「アイコニック」マイク・タイソンが「俺は世界一、誰も俺を忘れない」とラップする中、兜と甲冑姿の兵士姿のダンサー達の頭上から檻に入れられたマドンナが降臨してショースタート。
こちらマドンナのライブリハーサルのもよう。５０代後半で、このタフさはあり得ません！
リハーサルにて日本文化の表現に和太鼓も登場！マドンナが日本語で「ありがとうございます～」と言ってます(笑)今回はフラメンコダンサーをオーディションで募集したのだとか。
セックスシンボルとしての自覚があるマドンナは、フェミニストから批判されることもありますが、セクシーであることを自らコントロールすることでフェミニズムを体現していることを自覚されています。
ただし、フェミニズムのために闘うようなことは考えていないそうです。
若い頃から、毎回日本をテーマにした演出もやっており、忍者装束でワイヤーアクションで空中を飛びまくったりもしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=53VzQxeZ0e8
https://www.youtube.com/watch?v=UyZVq6-7VOA
私は予定があり行けませんが、行かれる方は私の分まで楽しんできてくださいね。そして日本人のダンサーとして活躍し続けるAyaBambiへの応援をお願いします。
飯嶋久美子さんというデザイナーさんのAyaBambiに関する記事です↓
紅白とGUCCIとシャーロックホームズ
http://blog.vogue.co.jp/posts/429888
